Petzval 80.5mmの第一印象 : 橋原大典 (helloelmer)

今回で Lomography Magazineには4回目の登場となる 橋原大典 さん。美しいぐるぐるボケを描くPetzval 80.5 mm f/1.9 アートレンズで、尾道〜しまなみ海道周辺の島々を撮影した写真をご紹介。ソフトなボケとシャープな絞りを写すレンズ、そして繊細なグレートーンを写す映画用フィルム Potsdam Kino Film 。相性抜群なコラボレーションはポートレイトはもちろん、景色まで絵画のように幻想的に描きます。

Name: 橋原大典 (helloelmer)
Lens: Petzval 80.5mm
Camera: α7R II, Nikon F3

all photos by Daiuske Hashihara with Petzval 80.5 MKII Art Lens

── 今回撮影した写真の裏話などあれば、教えてください

緊急事態宣言が発令される1ヶ月半ほど前に、パートナーと尾道〜しまなみ海道周辺の島々を巡りました。湖のように静かな様子の瀬戸内海は見飽きることなく、本気で移住を考えてしまうほどのものでした。また、たまの贅沢!と言い訳をして一泊した尾道のLOGというホテルが素晴らしかったで、尾道に行く機会がある方は是非立ち寄ってみていただきたいです。カフェのみの利用も出来ますし、特別な空間体験をすることが出来ます。

── Petzval 80.5 mm f/1.9 を使ってみた感想

普段50~70mmのレンズで撮影することが多いので80.5mmというの焦点距離やPetzvalの最短撮影距離に難しいなぁと感じながらも、このレンズだから色々試したくなってしまいました。絞るとかなりの解像感で、F値8くらいだとキレのある描写で驚きました。反面、このレンズじゃなくても良いかも〜なんてことも思いました(笑)F値8を超えて16以上は回析の影響でしょうか、モワモワとした雰囲気のあるイメージに。

レンズの特性上開放でポートレートを撮りたくなってしまうのですが、個人的には風景や建築の写真を撮るのが面白かったです。例えば飛行機の中から撮影した雲の写真は開放で撮ると周辺の流れ方とピントの曖昧さがドリーミーな雰囲気です。建築の写真も、直線がピシっと出ているのにレンズの効果でふんわりとした様子が出るのがクセになります。

また、Lightroomやcapture oneなどの現像ソフトのフィルターやプリセットの効果の乗りが良いように感じました。デジタルでフィルムライクに撮りたい人にはすごく良いのかも。

今回は写真のみでの撮影でしたが、個人的には映像の方がキャラクターとして取り入れやすいレンズだと思いました。

── お気に入りの写真はどれですか?

亀老山展望台から見下ろした瀬戸内海と、Potsdam Kino Film + Petzval80.5で撮影したLOGでのポートレート。どちらもこのレンズだから出せる優しい様子が撮れて気に入っています。

──これからPetzval 80.5 mm f/1.9 を使う人へアドバイスはありますか?

写真の常識なんてぶっ壊せと言わんばかりの描写です。
だからこそ「今回はこういう作品だからPetzvalを使いたい!」or「Petzvalだからこの作品を撮りたい」と思わせるレンズなんだと思います。自由な発想で色んな物を撮ってみるのが良いのではないでしょうか。

── 今夢中なことはありますか?

愛の不時着の観賞
カット割りも素晴らしいし、エンディングの30秒ほどで物語の裏側的ストーリーが差し込まれる構成など作り込まれた演出が面白いです。欧米のドラマにはない空気感やコメディ感が少しほっとします。

北朝鮮と韓国の共同連絡事務所の爆破があったケソンというエリアはまさにこのドラマの舞台なので、ドラマと現実の境目が一瞬吹き飛ぶような感覚でした。早くこのような事態が収まること、関係が良くなることを祈っています。
今僕たちには愛が必要です。

──今後挑戦してみたいことはありますか?

3つあります。
・ドローンでの撮影
・地方移住&リモートでの仕事
・断食


橋原さんのその他の作品は Instagramポートフォリオサイト からご覧いただけます。トーキョーバイク公式サイトは こちら
▶︎シェアハウスの日常:橋原大典
▶︎Berlin Kino Filmと鳥取砂丘:橋原大典 (helloelmer)
▶︎Petzval 55 mm f/1.7 MKIIで写すポートレート:橋原大典 (helloelmer)

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