暗いところで撮影するには?

夜やお家で撮影するにはどうすればいいの?いつでも思い通りに撮影するためのコツをお教えします。

Credits: @refallinsasaki

フラッシュを使おう

間違いないのはこれ。独特のパキッとした写りになります。光が当たったところだけがくっきりと写ります。カラーフィルターを使ってフラッシュに色をつけるのも、フラッシュ撮影ならではの技。近づきすぎると光量が強くて白とびすることもあるので注意。

Credits: @refallinsasaki@mariichang & @amanachan

絞りとシャッタースピードを使いこなそう

撮りたいものに近づきたい、できればフラッシュを使いたくない時もありますよね。そんな時は「絞り」と「シャッタースピード」を調整すれば、ある程度撮影が可能です!写真の明るさを調整するには、フィルムに当たる光の量を調整する必要があります。暗い場所でも明るく撮影するには、できるだけ光をたくさん集める必要があります。そのため 絞りは小さな値に(大きく開く)、シャッタースピードは遅く 設定しましょう。下の表を参考にしてみてください。

カッコ内の数値は一例です。

もっと詳しい説明は以下のマガジンもどうぞ。
▶︎ ロモグラファーの為の基礎カメラ講座 : 絞り、ISO & シャッタースピード
▶︎ フィルムカメラをはじめるには

それでは、フラッシュを使わない撮影時のポイントについてひとつずつ見ていきましょう!


1. 明るいレンズのカメラを使う

明るいレンズやカメラ、つまり開放絞り値が小さいもの(絞りが大きくひらくもの)を選びましょう。動いているものを撮影するときは、シャッタースピードは速く・絞りで明るさを補うと上手に捉えることができます。
ただ、絞り値が小さくなるほど、広い範囲がボケます。暗い場所で絞りを開放にする場合は、ピント合わせに一層気を配るようにすることがポイントです。

詳しくはこちらの記事を読んでみてくださいね。▶︎ ロモグラフィー写真教室: 絞り (Aperture)

Credits: @refallinsasaki@erina@hazy_moon & @yuhki_taguchi

2. シャッタースピードを遅くする

これは動いているものには向きません。また手ブレも起きやすいので、三脚を使ったり、平たい場所に置いてシャッターを押すか、しっかり手でホールドするよう心がけましょう。LC-Aファミリーなどの自動露出のカメラの場合は、室内が明るくても油断せず、しっかりカメラを構えましょう。

または、長時間露光(バルブモード)に設定し、露出計を使って自分でシャッターを開く時間を調整しましょう。長時間露光は、シャッターを切っている間ずっとシャッターが開くようになる方法。お手持ちのカメラのシャッタースピードに"B"という項目があれば挑戦できます。

遅いシャッタースピードを利用して、ライトペインティングや光を放つ動くものを撮影するとまたおもしろい。Credits: @troymemis@cotonohacafe & @refallinsasaki

3. 感度の高いフィルムを使う

フィルムの感度が高ければ高いほど、光が感知しやすくなっています。屋内や夜に撮影するときは、ISO 400 や ISO 800 をチョイス。モノクロフィルムは現在も ISO 3200 といった高感度フィルムも発売されているので、ここぞというときに使ってみてもいいかも。(ちなみに、高感度ほど粒子感のあるザラザラした味のある写りになりやすいです。)自動露出のカメラの場合は、自分でシャッタスピードや絞りを変えることができないため、高感度フィルムで対処しましょう。
参考▶︎ 基本に戻ろう フィルム感度について

Lomography Color Negative ISO 400Lomography Color Negative ISO 800 を使用 Credits: @xcvllshawn@erina@refallinsasaki & amanachan

写真が緑っぽいのはなぜ?

室内で撮影すると、全体的に緑がかることがあります。これは「色かぶり」という現象で、ある色が強く出て偏ることを指します。室内の場合、蛍光灯が緑色の成分を多く持つため、全体的に色が変わることがあるのです。

Credits: @refallinsasaki@erina & @plsrptme

多くのフィルムは、日中の太陽光の下で正しく発色するように作られています。そのため室内や夕日など、異なった光の下は色が変わるのです。ちなみに昔は、室内でもこういった色被りが起こらないように、室内向けのフィルム(タングステンフィルム)がありました。


もっと楽しむには

これまでの知識を集約して、 多重露光 にも挑戦しませんか?Lomographyでは LC-Aファミリー をはじめ、DianaシリーズLa Sardinaインスタントカメラ など、ほとんどのカメラで無制限に写真を重ねることができます。フラッシュの色を変えるとよりポップに!

Credits: @erina & @aycnkrts

コツ: 白いものや明るいところには写真が重なりにくいです。重ねたいところはなるべく黒や暗いところを選ぶといいですよ。下の記事も参考に!
▶︎ Lomo'Instant Wide スタッフレビュー: シャッターリモコンでセルフィー多重露光
▶︎ 多重露光のちょっとしたコツ!
▶︎ 【テクニック記事】多重露光を生かしたポートレートの撮り方

Credits: @amanachan@surasurachan@erina & @troymemis

いろいろなテクニックを使いこなして、もっとフィルムカメラを遊び尽くしましょう!

2020-05-27 erina の記事

Lomography Color Negative 400 (35mm)

Lomography Color Negative 400 35mmで、鮮やかな色と力強くすばらしいシャープさをお楽しみください。

他の記事を読む

  • お家でロモ:Lomo'Instant Squareでセルフィーコラージュ

    2020-06-04 erina の記事
    お家でロモ:Lomo'Instant Squareでセルフィーコラージュ

    いつもの写真をもっとかっこよくするために、写真を何枚も組み合わせて大きな1枚の写真にするコラージュに挑戦しませんか?Lomo'Instant Squareを使った撮影のコツを、surasurachanが教えてくれました。

    1
  • LomoGraflok 4×5 Instant Backの第一印象:写真家 梅澤勉

    2020-11-20 xcvllshawn の記事
    LomoGraflok 4×5 Instant Backの第一印象:写真家 梅澤勉

    ポートレートプロジェクト #イットガーリーなど、普段はカラーネガで撮影することが多いという 梅澤 勉さん。そんな彼に、4x5 大判カメラで Instax Wide Filmが楽しめるロモグラフロック 4x5 インスタントバック を使用して撮影していただきました。

  • 光の魔法:写真家 Li Hui

    2020-04-29 #ニュース #people jennifer_pos の記事
    光の魔法:写真家 Li Hui

    写真は思い出を残すだけのものではありません。一筋の光が写真を芸術へと姿を変える鍵となり、カメラを通して見えるもう一つの世界を体感することもできます。そんな光を操り、芸術作品に変えてしまうのが、写真家のLi Huiです。彼女の作品とセンシティブではかなげな素晴らしい写真についてインタビューをしました。

  • ショップニュース

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    ファインダーを覗くだけでも楽しい!軽量二眼レフカメラ

    Lubitel 166+での撮影はとても実験的。上から覗き込むタイプのウエストレベルファインダーを使って思う通りにフレーミングできます。120フィルムと35mmフィルムが両方使えるので、飽きずに創作意欲も存分に湧き上がることでしょう。あなたもロモグラフィーのオンラインショップでLubitel 166+を手に入れて、アナログ写真の代表作を作りましょう!

  • 本当は使いやすいLomoChrome Purpleの魅力

    2020-05-19 erina の記事
    本当は使いやすいLomoChrome Purpleの魅力

    改良が重ねられてきたLomoChrome Purple、使ったことありますか?パープルに変化すると言われると、構えてしまってなかなか使うに至らないかもしれません。でも実は、日常使いにオススメのフィルム!

  • 夜でも楽しい LomoMod No.1

    2020-05-24 #gear #ニュース
    夜でも楽しい LomoMod No.1

    LomoMod No.1は組み立てた後もたくさん遊べます!フラッシュ撮影と長時間露光をマスターして、室内や夜の撮影にも挑戦しましょう。

  • 【シャッターチャンスは3回だけ!】SAME SAME SAME BUT DIFFERENT

    2020-10-06 xcvllshawn の記事
    【シャッターチャンスは3回だけ!】SAME SAME SAME BUT DIFFERENT

    撮影したら次の人へ!撮った写真が複数箇所で展示、zineにもなる、参加型企画をギャラリー「TReC1and2」が開催。作ってしまったら削除も修正も出来ない。一発勝負の面白さを、皆さんと楽しんで共有できるような、そんな遊びが出来ないかと考えられたのが、この企画。

  • ショップニュース

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    全てがクラシカルなポートレイトレンズ

    Lomography New Petzval Lens は85mmのポートレイトレンズ。周辺のボケが渦巻くように現れ、中心の被写体へ視線を惹き付ける画を写し出します。Nikon FとCanon EFの2種類のマウントでご用意があり、こちらのマウントに対応するデジタル及びアナログカメラに対応しています。オンラインショップではその他のマウントアダプターやフィルター各種を取り揃えています。

  • LomoChromeシリーズ:露光設定で撮り比べ

    2020-08-09 erina の記事
    LomoChromeシリーズ:露光設定で撮り比べ

    ロモグラフィーならではの特徴的な発色が魅力のLomoChromeシリーズ。ISO 100 - 400になっているけれど、どういうこと?と疑問のみなさまへ贈る、撮り比べ記事。

  • はじめてのモノクロフィルム

    2020-06-07 erina の記事
    はじめてのモノクロフィルム

    モノクロフィルムに挑戦!いつもはカラーネガという方も、白と黒の世界にきっと魅了されるはず。この記事ではモノクロフィルムについて、知っておきたいポイントを簡単におさらいします。

  • Simple Use Film Cameraで"今"を記録しよう

    2020-05-11
     Simple Use Film Cameraで"今"を記録しよう

    新しい生活環境になったり、新しい趣味を始めた人も多いのでは?小さなことも全部Simple Use Film Cameraで記録しておきましょう!

  • ショップニュース

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    ロモグラフィックな写りを簡単に楽しめる!

    【ロモグラフィーの Simple Use Film Camera(レンズ付フィルム)】さあ今すぐ撮影開始!ロモグラフィーのユニークなフィルムでの撮影を簡単に楽しめます。フィルムが既にセットされているので、購入したらすぐに撮影スタート可能。

  • LomoOdds:知衿 x Daguerreotype

    2020-04-23 xcvllshawn の記事
    LomoOdds:知衿 x Daguerreotype

    ロモグラフィーのプロダクトを様々なジャンルで活躍する方に使ってもらおうという「LomoOdds (ロモオッズ)」。今回はライブ写真を撮影している知衿さんに、Daguerreotype Art Lens使っていただきました。

  • 人間らしさを捉えて:クマガイユウヤ with LC-A+

    2020-06-05 erina の記事
    人間らしさを捉えて:クマガイユウヤ with LC-A+

    ミュージシャンでありフィルムカメラマンの熊谷勇哉さん。これまでケータイでも写真をほとんど撮らなかったという熊谷さんが、なぜフィルムカメラを始め、なぜLC-A+に魅了されたのか聞いてみました。

  • お家でロモ:春の大掃除

    2020-05-16
    お家でロモ:春の大掃除

    お家にいる時間、大掃除をする方も多いのでは?お掃除中に発掘された写真やその他諸々、もしかしたらおもしろいものが作れるかもしれません…!捨ててしまう前にDIYのアイディアを見てみてくださいね!