チュートリアル:いつものレンズを変身させるトリック

クリエイティビティ溢れるロモグラファーの皆さんへ。 Neptune Art Lens を使った2つのトリックをお教えします。写真がもっと楽しくなるはず。

もちろん他のレンズでも応用可能です!結果は様々ですが、実験的な撮影はおもしろいですよ。ちょっとの想像力で写真の可能性は無限に広がります。お家にあるものを使って、ちょっと頑張ってみましょう。

フレアを生み出すトリック

鮮明でクリアな写真の写真もいいですが、レンズフレアのある写真も撮ってみませんか?レンズフレアとは、強い光が反射して写真がぼやけたような柔らかい写りになること。意図的にフレアを生み出して、特徴的な写真を撮ってみましょう。自分の好きな具合を撮影できるようになるまで、辛抱強く様々な設定をしてみてくださいね。フレアを生み出しやすくするには透明なフィルターでレンズを守り、釣り糸をフィルターに渡すことです。釣り糸を切って、貼って、調整する。それだけです!

1. 釣り糸またはナイロン糸を必要な長さに切る

まずは釣り糸かナイロン糸(なるべく透明か半透明なもの)を切るところから始めましょう。レンズの直径を渡して端を止めるのに十分な長さが必要です。写真に糸は写り込まないので大丈夫です。

2. 糸を"X"を描くようにクロスさせてレンズに渡す。

2本の糸をクロスさせて"X"を作りましょう。一見シンプルな方法ですが、光が糸に反射して、レンズフレアを生み出すのに効果的な方法なのです。クロスさせる位置を変えたり、平行に渡したり、垂直に渡すなど、応用可能です。

3. テープで糸をしっかり固定する。

細く切ったテープを使って糸をレンズに固定。撮影中も動かないようにすれば準備完了。

実際に使ってみました

結果は糸の位置によって様々になるでしょう。

水滴のエフェクト

これもとっても簡単!スプレーボトルでレンズフィルターに軽く霧吹きし、レンズに装着するだけ。これにより、やわらかな質感になります。スペアの透明レンズフィルターがあればほとんど費用もかかりません。ミストの効果は、光と組み合わせることによって、より美しく見えます。

1. フィルターを用意する

今回は、マルチコーティングのUVフィルターを使いました。でもどんなフィルターでも大丈夫です。カメラやレンズの損傷を防ぐため、必ずフィルターを使ってください。

2. スプレーボトルを使って、軽くフィルターに水を吹きかける

フィルターの表面に好きな加減で水を吹きかけましょう。吹きかけたらカメラに装着して準備完了!

Neptune Art Lens で 行うとこんな感じ。

霧吹きするのは必ずフィルターの表面のみ。

結果はこちら

光と組み合わせることで、美しい結果になりました。ゴースト(丸い虹のようなもの)も出やすい。

いかがですか?ちょっとでもお役に立てれば嬉しいです!


他にもヒントやコツがあればぜひ教えてくださいね :)

2020-05-25 #チュートリアル cheeo の記事
翻訳 erina

Neptune Convertible Art Lens System

カメラと接続するベースレンズとフロントレンズに分けることで、ショットグラスほどの大きさで持ち運べるレンズセット Neptune Convertible Art Lens Systemがロモグラフィーより誕生。焦点距離35mm、50mm、80mm。3種類のフロントレンズと、絞りの形を変えられるスペシャル絞りプレート。レンズと絞りプレートの組み合わせで様々な撮影が可能です。

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