Lomopedia: Olympus AZ 300 Super Zoom(IZM300)


1988年 Olympus AZ 300 Super Zoom 、またの名を Infinity 300 や IZM300というカメラは誕生した。 Yashica / Kyosera Samurai X3.90(ヤシカ / 京セラ サムライ)Ricoh Mirai(リコー ミライ) に位置するカメラで、高仕様のズームレンズと高度なオートフォーカスを搭載したブリッジカメラの先駆けである。

Olympus AZ 300 © William Warby via Wikimedia Commons

この AZ 300 Super Zoom は Infinity AZ シリーズの1台で、105mmまでの高解像度3倍ズームレンズを搭載。大きく珍しいデザインだが、ズームした時に連動するビューファインダーを搭載した初めてのレンズシャッターカメラであり、1988年にヨーロッパカメラオブザイヤーを受賞した。

ロモグラファーたちによる作例

Credits: the_dude_abides & thehallofeinar

スペック

タイプ: 全自動 35mmオートフォーカス ズームレンズ搭載 レンズシャッターカメラ
対応フィルム: 35mm DXコード対応 (24 x 36mm)
レンズ: Olympus 38 -105 mm f/4.5 - f/6 11群12枚
シャッター: プログラム式電子シャッター
ビューファインダー: ケプラータイプ 0.46 - 1.2x ブライトフレーム ズームファインダー (AFフレーム、AF合焦マーク、ストロボ発光マーク、スポット測光表示、マクロ時パララックス自動補正)
視野率: 85%
フォーカス: パッシブ方式オートフォーカス フォーカスロック搭載
焦点距離: 1.3 m (4.3 ft) - infinity、マクロ撮影時:0.8 m (2.6 ft) - 1.3m (4.3 ft)
露光制御: SPDによるプログラムAE電子シャッター、中央部重点平均測光、スポット測光
自動露出: 広角:EV 3.4 (F4.5, 2秒) - EV 17 (F16, 1/500秒) 望遠時:EV 4.4 (F6, 2秒) - EV 17 (F18.4, 1/400秒)
露出補正: スポット測光、露出補正±1.5EV(0.5EVステップ)
露出計: SPDによるプログラムAE。液晶パネルに表示
セルフタイマー: 電子式12秒
フィルム感度: DXコード付きカラーネガティブ (詳細: ISO 25, 50, 100, 200, 400, 800, 1600, 3200 のいずれかに設定。その他の中間フィルム速度の場合、カメラは自動的に低速に設定される。 ISO 32フィルムの場合、ISO 100に設定。)
フィルム装填: 自動(裏蓋を閉めた時点で、自動的に1枚目まで巻き上げ)
巻き上げ: 自動巻き上げ
巻き戻し: 自動巻き戻し  (フィルム終了時 自動巻き戻し開始、自動巻き戻し停止可能)、巻き戻しボタンでいつでも巻き戻し可能
AFイルミネーター(AF補助光): 低照度での自動作動
フラッシュ: ビルトインズームフラッシュ
フラッシュモード: 自動 (低照度およびバックライトでの自動フラッシュ作動)、フィルイン(強制発光、最長シャッタースピード2秒でスローシンクロが可能)、オフ(発光停止)
バッテリーチェック: 液晶パネルに表示
電池: CR123A 2本
サイズ: 132 mm (W) × 79 mm (H) × 92 mm (D) (5.2" × 3.1" × 3.7")
重さ: 585 g (20.6 oz) 電池を除く


参照: Camerapedia, Olympus Global, Camera Manuals.

2020-09-10 #gear #people plasticpopsicle の記事
翻訳 erina

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