LomoGraflok 4x5 Instant Backのレビュー - Ribsy

RibsyのYouTubeチャンネルにはフィルム好きにはたまらないコンテンツが満載です。オリジナルブランドのNew Classic Film EZ400というモノクロフィルムも発売しており、彼のアナログ写真に対する知識と情熱はとても大きなものです。そんな知識とフィルム熱に溢れたRibsyはLomoGraflok のテスト撮影にぴったりなフォトグラファーの1人でした。このショートインタビューではRibsyがLomoGraflokと大判カメラで撮ったインスタント写真について語ってくれています。

Photos by Ribsy, Model: Lemzi

初めましてRibsy!ロモグラフィーマガジンへようこそ。自己紹介をお願いします

ニューヨーク出身で、YouTubeなどではRibsyの名前で活動しています。いろんな写真を撮っていますが、特にストリートフォトグラフィーとポートレートを中心に撮影しています。インスタグラムやYouTubeを初め、ポッドキャストを通じて自分のフィルム写真コミュニティーを作ることができてとても幸せです。そこではフィルム写真に関する様々なことを発信しています。

Photos by Ribsy, Model: Lemzi

大判写真の良さは?

大判で撮ると他のどのフォーマットよりも格段にスピードが落ちます。35mmと比べるとその差は歴然です。撮影スピードがゆっくりになることで、一枚一枚に集中する時間が増え、その結果出来上がった写真を見た時の達成感が格段に増えます。また、大判写真はその長い歴史ゆえ、よりクラシックを感じることができる撮影方法でもあります。

写真は大判写真から発展していきました。なのでこの時代に大判写真で撮影することによって「タイムスリップ」したような感覚になる気がします。LomoGraflokのようなインスタントバックを使えばその楽しさをその場で味わえ、その感覚は他では経験できません。

LomoGraflokを使ってみていかがでしたか?

とても良い!製品は使い方がとてもシンプルで、撮影ミスをあまり気にすることなく使えました。友達に改造してもらったPolaroid 110a を持っているので簡単に撮影することができました。このカメラはLomoGraflokを装着したままレンジファインダー式にピントを合わせられる用意改造されていて、LomoGraflokの厚みも考慮されているので、LomoGraflokをカメラに着けたまま撮影をすることができます。写真を撮るにはピントを合わせて、シャッターを切って、フィルムを排出するだけです。この組み合わせで撮れる写真は他のインスタントカメラとは比較にならない程よく、これからもずっと使っていきたいです。

Photos by Ribsy, Model: Lemzi

LomoGraflokを使って撮った写真について教えてください。

東ロンドンにあるスタジオで撮影しました。ラッパーでポエマーの友人のLemziにモデルをお願いしました。彼は才能があって、雰囲気もイケてるので彼との撮影はいつも楽しさに溢れています。窓から差し込む光とスタジオライトを組み合わせてコントラストのある写真とシネマチックな写りを再現しました。この撮影では、シャドウを黒くしつつ、彼の顔に光を当てることでした。インスタントフィルムのラチチュードはそこまで広くないので、露出には気をつかいます。最終的にはハイライトを優先して露出を決めました。結果には満足してますし、次の撮影ではブレを最小限に抑えるために三脚も使ってみようと思います。

Ribsyのインスタグラム とこの撮影のモデルになったLemziの ウェブサイト のチェックもお忘れなく!


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2022-09-28 #gear #people #ビデオ

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