DigitaLIZA Maxとスマートフォンを使ったフィルムスキャン
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大人気のDigitaLIZAシリーズより今回、新しいDigitaLIZA Maxが発売されました。Maxはスマートフォンやデジタルカメラを使ったフィルムスキャンが可能なので、専用のフィルムスキャナーを持っていない人でも気軽に使用して頂けるものになりました。
昨今のフィルム写真の需要は前向きになる一方で、写真のデータはお店に任せっきり。という方も多いと思います。
ほとんどの方はフィルムを現像に出すときに同時にデータ化もされているかと思います。でも、自分でスキャンすることにもメリットがあります。
例えば、
・データ化の料金がかからない
・フィルムは自分で現像するからスキャンも自分でする方
・自分好みの色味やコントラストに調整ができる
特に最後の、自分好みの仕上がりに調整できるところがセルフスキャンの醍醐味かと思います。
今回は新しく登場したDigitaLIZA Maxの使用方法をご紹介いたします。
用意していただくもの
・DigitaLIZA Max
・現像済のネガフィルム(ポジフィルムも可能です!)
・スマートフォン
・手袋
・エアダスター(あると便利!)
それでは早速スキャンを始めてみましょう!
①DigitaLIZA Maxをセットする
本体を組み立て、右上のライトボタンをオンにします。
また、フィルムの規格に合わせたマスクもありますので、それぞれお好みで装着してご利用ください。
今回はパーフォレーションも含めてスキャンをしますので、マスクは使用しておりません。
②ネガフィルムをセットする
左の差込口からフィルムを入れて、右の赤いローラーを回しながら、好みの位置に写真を移動してください。
差し込む際に事前にエアダスターで埃やチリを飛ばして綺麗にしておくと良いでしょう。
③スマートフォンで写真を撮る
バーの上部にスマートフォンをセットして、お好みの高さに設定してください。
このあと撮影した写真はクロップするので、ある程度余白が多くても気にせず撮影してみてください。
また、ピントを合わせることで、スマートフォン側の露出設定がオートで変化するので忘れずに!
④写真をクロップ、ホワイトバランスを決める
今回はAdobe Lightroom Mobile を使用しました。他にも、FilmLab やSnapseed などのソフトもおすすめです。
読み込んだ画像を「切り抜きと回転」からお好みでクロップしていきます。
クロップした写真のホワイトバランスを事前に決める為に、「カラー → スポイト(カスタム設定に変更しておく)」を選択して、写真の枠外を選ぶと自動的に調整されます。
⑤ネガを反転させる
「ライト → カーブ」を選択して、グラフが出てくるので、カーブの左を上に、右を下に来るように移動します。
この状態が反転した状態になります。事前に行ったホワイトバランスを調整することで、反転後により好みの色に調整しやすくなりますので、慣れてきたらプリセットに登録しておくとあなただけのオリジナルなレタッチが可能になるでしょう!
⑥カラーグレーディングを調整する
使用したフィルムの特徴を再現したり、好みのレタッチにするために、「ライト」・「カラー」などをお好みで調整してみましょう。
最初はなるべく使用したフィルムの色味を目指して調整することをお勧めいたします。
以上の工程で写真のデータ化は完了です。
いかがでしたでしょうか?
スキャナーやデジカメを持っていなくても、スマートフォンひとつで本格的なデータ化を行うことが出来る。それがこのDigitaLIZA Max1台で実現できてしまいます。
今回はスキャン方法の一例として上記の使用例をご紹介しましたが、よりあなたらしいスキャンの仕方が見つかるかもしれません。
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2022-03-28 kota_97 の記事
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