ナチュラルポートレート:Josh ShowellとPetzval 55 mm f/1.7

ファッションフォトグラファーのJosh Showellは美しく整った、とてもナチュラルなポートレートを撮影します。今回彼はロモグラフィーのアートレンズシリーズの1つ、 Petzval 55 mm f/1.7 MKII Lens を提供し、ポートレートを撮影してもらいました。簡単なインタビュー記事と併せて彼の素敵なポートレート作品をお楽しみください。

Photo by Josh Showell Model: Chloe Ray

こんにちは、Josh。自己紹介をお願いします!

初めまして!ロンドンで活動しているファッションフォトグラファーのJosh Showellです。プロ写真家として活動しはじめて10年になります。もう10年経ったんですね。時がすぎるのは早いです。ライティングやデジタルオペレーターなどの仕事にも関わっていて、とても充実した仕事ができています。

写真家としての仕事はどのように?

大学時代に商業写真を勉強していたのがきっかけだと思います。宣材写真を撮ったり、モデル事務所で働いたり、当時にとにかくお金になることをしてました。卒業後はスタジオに就職し、アシスタントとして働いていました。仕事はかなり大変でしたが、同時に学ぶこともたくさんありました。アシスタントとして働いていた時はたくさんのフォトグラファーとコミュニケーションをとって、たくさんの事を経験して学ぶようにしました。それがきっかけでライティングやファッションフォトグラフィーの世界に辿り着いたと思っています。最終的にはそこのスタジオで5年間、ファッションフォトグラファーとして仕事をしました。 パンデミックを契機に、スタジオでの仕事をやめ、フリーランスとして仕事していく決心をしました。

Photo by Josh Showell Model: Chloe Ray

整ったナチュラルな雰囲気があなたの写真のスタイルに思えますが、これは意識して作り出してる物ですか?

自分のスタイルはとても自然で女性的だと思います。柔らかなライティングを使い、日中の光を再現しています。ロンドンはいつも曇っているので、スタジオの明かりで再現できるようにしています笑

撮影の時はモデルさんが動き回れるスペースを設けるようにしています。そうすることで、様々な角度から光を当てて撮影することができますし、人工感を減らすことができます。ただ最近は、より強い明かりを使うなど、新しい事にも挑戦しています。

Photo by Josh Showell Model: Chloe Ray

Petzval 55を使った撮影はどうでしたか?

まず最初に、Petzval 55 を使った撮影はとても楽しかったです!まるでCanon AE-1で撮影しているような感覚で、一枚一枚ゆっくりと丁寧に撮るようになって、撮影に集中できます。一番感心したのはレンズの作り。戦車のようにとても重厚に出来ているのが好きです。このレンズで撮っているとみんな気になるので会話の種にもなります。とにかくシャッターを切っちゃう使うのが楽しいレンズでした。 一旦コツを掴んでしまえばとにかく楽しいレンズです。

このレンズを使う方へのコツやアドバイスはありますか?

このレンズは現代の完璧に写るレンズとは違うユニークな写りが特徴です。特に開放でのソフトな写りが特徴なので、それが活きるシチュエーションや使い方で撮るとものすごく綺麗な写真が撮れます。そんなかなり風変わりな50mmレンズです。万能レンズではないですが、絵画のような背景に綺麗なボケを作り出せるシチュエーションで使って見てください。ピント合わせについて、僕は最短にピントを持っていって、そこから自分が動いてモデルさんにピントを合わせるようにしています。

素敵な写真とインタビューありがとうございました!

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2022-04-18 #ニュース #people

New Petzval 55mm f/1.7 MKII Bokeh Control

写真と動画の撮影の両方に使える美しいぐるぐるボケを楽しめる 55mm f/1.7のレンズです。ロングスローのピントリングとウォーターハウス式の絞りで撮れる写真の可能性は無限大です。ボケコントロールリングで自分通りのぐるぐるボケも作り出すことができます。

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