あなたに合ったピント合わせ

中古のフィルムカメラを集めたり、色々なフィルムを使ってみるのはとても楽しいですよね。ロモグラフィーのコミュニティーにはそんな人たちがいっぱいいるので色々な話が聞けるかもしれません!カメラやフィルムを集めるのはまさしく新発見のような体験ができるのでとても楽しいですが、そのカメラ集めの中でも違った構造のカメラを集めてみることで新しい写真の撮り方を発見することができるかもしれません。

Credits: spacechampion

それぞれのカメラにはそれぞれの機能と特徴があります。フォーカスの方法もその内の1つです。中には手にした瞬間「これだ!」と思うカメラもあればそうで無いものもあります。逆にそれがカメラ選びの面白さなのです。自分に合ったカメラを理解すればするほど、カメラ集めはより一層楽しくなります。

詳しい話をする前に様々な種類のフォーカスシステムについておさらいしましょう。

マニュアルフォーカス VS オートフォーカス

マニュアルフォーカス

ロモグラフィーのカメラを使ったことがある人は、マニュアルフォーカスに慣れている人が多いかと思います。マニュアルフォーカスはその名の通り、レンズ上で手動でピント合わせを行います。自分のピント感覚で好きなところにピント合わせができるので、より自分の求める写真作りができる方式です。逆に言えば、自分でピントを合わせる必要がありますが、オートフォーカスが苦手とする夜などの環境ではマニュアルフォーカスの方がより正確にピント合わせができるのが強みです。また、マニュアルフォーカスを使えば、ピントの微調整も自分で出来ます。

オートフォーカス

名前の通り、自動でピントを合わせてくれるオートフォーカスはマニュアルフォーカスより歴史が浅く、1977年に開発されました。そこからフィルムカメラを経て今ではほぼ全てのデジタルカメラで使われているとても便利な機能です。手動でピントを合わせる必要がなく、簡単にピントの合ったクリアな写真が撮影出来ます。シャッターボタンを半押しするだけなので、構図を決めてシャッターボタンを押すだけで撮影ができる誰でも簡単に撮影が出来てしまいます。

それぞれの良いところと悪いところ

マニュアルフォーカスのカメラは中古市場でもたくさん流通しているので簡単に手に入れることができます。ロモグラフィーのカメラのように新品で購入できるカメラもあります。マニュアルフォーカスのカメラはフィルム写真について学ぶには最適なカメラです。ただ、マニュアルフォーカスを使ったことのない人は習得に時間がかかったり、動きが激しいシーンを撮影するのには向いていないのも現実です。

マニュアルフォーカスとは反対に、オートフォーカスは撮影がとても簡単になります。カメラについて詳しくない人でも簡単に使えるほか、動きのある被写体にも強いのがオートフォーカスです。そんなオートフォーカスにも弱点があります。夜などの暗い環境ではオートフォーカスが迷ってしまうことがしばしばあります。それと、マニュアルフォーカスほどの自由度がないのも事実です。

マニュアルフォーカスの種類

ゾーンフォーカス

Lomo LC-A | Photo by Balázs Benjamin

ゾーンフォーカスといえば ロモグラフィーの象徴でもある LC-A+ を思い浮かべる方も多いと思います。素早くて、操作も一度覚えてしまえば直感的で簡単です。ピント位置を変えるのはレバーを動かすだけ、それだけです。例えば、LC-A+には0.8m、 1.5m,、 3mと無限の4段階のゾーンフォーカスがあり、被写体の距離に合わせてレバー動かすだけでピント合わせが可能です。ポートレートから風景写真まで、オールラウンダーなピント合わせの方法の1つです。

直感的で素早い操作性を求めている方はゾーンフォーカスをおすすめします。

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Sprocket RocketLa SardinaDiana F+LC-Wide などもゾーンフォーカス方式を採用しています。

固定フォーカス

Credits: frenchyfyl

固定フォーカスは素早くて単純明快な操作が特徴。コンパクトカメラやレンズ付きフィルムに採用されている固定フォーカスはその名の通り、ピントが固定されているので煩わしいピント合わせのことを気にせず写真を撮ることができます。 F値(絞り)を大きくしてピントが合う範囲を増やしているため、固定フォーカスでも大体の範囲にピントが合います。なので構図を決めてシャッターを切るだけ!それだけで写真が撮れます。固定フォーカス式のカメラは比較的安価に手に入れることができるため、なるべく出費を抑えたい人にもおすすめです。

Credits: zeihhaschwarzesaugepierredeschampsserra8 & lifeintentionally

このタイプのカメラはフィルム初心者やたまにフィルムを楽しむ方におすすめです。また、いつものカメラにプラスアルファでコンパクトカメラやレンズ付きフィルムをバックアップとして装備しておくのもありですね。家族旅行やパーティで楽しみたいけど写真を撮りたいという人にもおすすめです。

Lomography Simple Use Film Camera がおすすめです!

ピントリング式フォーカス

Canon AE-1 | Photo by Andrew LaBonne

マニュアルフォーカスと聞いて一番にイメージするタイプではないでしょうか?レンズ上のピントリングを回してピント合わせをするこの方式は数多くのマニュアル一眼レフ機に搭載されており、ピント合わせの自由度が一番高いです。ファインダーを覗きながら実際にピントが合っている場所を確認できるのでフォーカスの精度はとても高いです。

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このタイプのピント合わせは一眼レフを使ってさまざまなレンズで撮影したい方におすすめです。中古市場でも大変多くのカメラが出回っているので、自分に合った一眼レフカメラを探すのも楽しいと思います。


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2022-08-31 #gear cheeo の記事

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