LomoChrome Turquise 2021のスタッフレビュー
1 Share Tweetとても特徴的な写りが楽しめるLomoChromeシリーズにはMetropolisとPurpleがありました。そして去年新製法になったLomoChrome Turquise 2021が加わり、3種類の違った写りが楽しめるラインナップとなりました。
他のフィルムにはない、LomoChromeフィルムはその個性的な写りが売りのフィルムですが、Turquoiseも言ってみればかなりの"クセモノ"でもあります。そんなLomoChrome Turquoise 2021を今回いろんなシーンで撮ってみました。
<カラーチャートを使った色変化の比較>
まずは、カラーチャートをみて、LomoChrome Turquoiseがどのようにカラーシフトするか見てみましょう。
ご覧の通り、Turquoiseの特出すべき点は赤→青と青→オレンジに色変化することです。
<撮影感度による色味の変化>
他のLomoChromeフィルムと同様にTurquoiseでもISO100から400の間で感度を変更して撮影することで色味の変化を楽しむことができます。
撮影感度によってコントラストが変わり、色の濃淡が変わるといった感じです。ふんわりとした雰囲気が好きな方はISO100で、コントラストを強く、濃く写したい方はISO400で撮ることをおすすめします。色自体が変わる訳ではないのでご注意ください。
<風景写真を撮った時>
紅葉が真っ青になりました。ここがこのフィルムの面白いところでもあります。上の2つの写真のように、色変化が大きい色要素(この場合赤やオレンジ)が写真の多くを占めているとその分写真のインパクトも強くなります。
もちろん何もない風景を撮ってもカラーシフトは楽しめますが、LomoChrome Turquoiseの面白さを最大限に活かすには赤や青系統の色が目立つ構図にするといいかと思います。そういった意味では通常のカラーフィルムよりも色に気を配るフィルムとも言えるかと思います。
<逆に色があまり変わらないもの>
上の写真やカラーチャートをご覧いただくと伝わるかと思いますが、緑や黒、白などの色はあまり色変化がないことがわかります。
このことから、緑や白黒系の色が大部分を占める風景を撮影するとLomoChrome Turquoiseのポテンシャルが活かしきれなくなります。
逆にその性質を逆手にとって、下のような写真を撮ることもできます。色変化の大きい空を大きく構図に取り込み、色変化の少ない被写体を織り交ぜることでインパクトのある写真を撮ることも可能です。
いかがでしたか?LomoChrome TurquoiseはLomoChromeシリーズの中では一番のクセモノで、色変化のコツを掴むには少し時間がかかるかもしれませんが、そのポテンシャルはかなり高く、様々な楽しみ方ができるフィルムです。LomoChrome Turquoiseを撮ったことがない人もある人もたくさん撮ってインパクトのある写真をいっぱい撮ってみてください!
Turquoiseで撮った写真をインスタグラムでシェアするときは、#heylomographyと#lomochrometurquoiseのタグ付けも忘れずに!
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2022-12-21 #gear #tutorials kota_97 の記事
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