Jay YbarraのSprocket Rocketで撮った第一印象
Share Tweetアメリカ、オースティンで活動する、ストリートフォトとポートレートのスペシャリスト Jay Ybarra 。ヒップホップのアルバムアートやコミック、映画などから多大に影響を受けている彼の作品。彼は作品を通して、彼の周囲にある見過ごされがちな美しさを見つけようとしています。今回、 Sprocket Rocket 35 mm Panoramic Camera を試写してもらいましたので、その第一印象を聞いてみましょう。
こんにちは Jay、マガジンへようこそ!少し自己紹介をしてくれる?
こんにちは、 Jay Ybarra です。テキサス州オースティンで活動するポートレイトとストリートを専門とするフォトグラファーです。
Sprocket Rocket で撮影しようとしたものについて教えてくれる?
Sprocket Rocket で撮影したものの多くはポートレートでした。縦構図や様々な環境での撮影でそれらがどう見えるのか見てみたかったんです。それにフラッシュを使ったらどう見えるのか本当に気になったので、僕が持っていた Contax のフラッシュで Harlót 、 YvonnaFMei 、 Brigitte Bandit が務めた最高のドラァグショーを撮影しました。
このカメラの第一印象はどんなものだった?
とってもシンプルなカメラですね。形も本当に興味深かったし、全てがかなりストレートに表現されていましたね。僕が使っていたカメラたちとはシャッターの切り方が全く違ったので、本当に正しい使い方をしているのか不安でした。
どのフィルムを使ったの?
Fujifilm の Fujicolor 200 を使いました。もっと他のオプションがあるかなと期待したのですが、このフィルムを使っているときは、僕の通っているショップにはあまりオプションがありませんでした。家でスキャンをしてかなり汚くなってしまったのですが、かえってそれがいいアジを醸し出して、仕上がりには満足です。
このカメラで撮ったお気に入りのショットは?
金属のタンポポの彫刻が僕にとってとても印象的ですね。以前そのエリアに住んでいた時に、いつもこのオブジェをつかって新しいレンズやカメラをテストしていました。 ある日、撮影のために車であの辺りに戻ってきたのですが、そこで車を停めて使っていたんです。光の反射がとてもよく、トゲの1本1本のディテールがよくわかります。
Sprocket Rocket を使う時のコツやトリックはある?
撮影したかどうかを常にカウントすることです。撮影したかどうかを思い出せず、何枚かは多重露光になってしまいました。最終的にはうまくいったのですが、もう少し意図的にやっておけばよかったと思いますね!
だれにこのカメラを勧める?
このカメラで本当に楽しめる人だと思います。旅や風景を撮りたい人にはうってつけですし、普通のポイントシュートカメラとしてもすばらしいものです。ポートレート撮影でたくさんの要素がフレームに入るのはとても楽しいですね。
Sprocket Rocket での撮影と、他のポイントシュートカメラでの撮影ではアプローチの仕方は変わった?
普段ポートレートを撮るときは、少し画角の狭いポイントシュートをつかってかなり寄って撮るんです。24から35㎜くらいの広角の時はより周囲の要素を取り入れるため少し下がり距離を取って撮影します。これなら、人の顔をフレームの3分の1くらいで埋めても、その周囲を大きく写すことができますね。
私たちに共有できる現在進行中のコンテンツやプロジェクトはあったりする?
Fujifilm と行っている仕事をチェックしてみてください。最近は個人の活動用だけでなく、彼らと一緒に短いビデオも撮っています。たくさんのカメラを試せる楽しい機会でした。近い将来、どこかのタイミングで最終的には写真集や写真展を行いたいですが、今のところは予定はありません。
Jay と彼の作品に興味があるなら、彼の Instagram 、TikTok 、Twitter 、 Facebook そして、 website をチェックしてみてください!
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