Petzval 55で撮るぐるぐるボケポートレート by bluebird.7
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ぐるぐるボケがトレードマークのPetzval 55 はポートレートを撮るフォトグラファーの間でとても人気のロモグラフィーレンズの一つです。今回、そんなPetzval 55愛好家のフォトグラファーでロモグラフィーカメラ愛用者のあおいとりさん (bluebird.7 ) にお話を聞いてみました。Petzval 55で撮影したボケ味が特徴的な写真と一緒にお楽しみください。

自己紹介をお願いします!
京都出身アラフィフ。日本語の愛称は「あおいとり」で通っています。
サラリーマンの傍ら、写真活動を行っています。
ポートレートはInstagram((bluebird.7 ) が1.6万人。猫写真もやっていまして、SNSは合計フォロワー20万人以上です。
ロモグラフィーさんでは、Diana Miniの作例で一部採用いただいています!
ユーザー名の「bluebird.7」の由来を教えてください。
大昔に野鳥撮影を行なっていた時の名残もありますが、カメラ好きの幸せ探しを突き詰めたいと言う想いから、「幸せ探しのあおいとり」を表したアカウント名になってます。
普段はどんな写真を撮っていますか?
デジタルカメラ、フィルムカメラでポートレートを撮っています。季節の草花を入れていくようにしています。オールドレンズやちょい古レンズも使います。
また、自己紹介にもあるとおり、猫写真もやっています。
ポートレートを撮る時に心がけていることは?
季節の草花などを入れ、季節感を出すこと、光の表情を捉えたいので、ハロや滲みも積極活用していくこと、モデルになっていただいた方の自然体を引き出すように、空気感を大切にすることです。
被写体との距離感はどのような感じで撮影していますか?
表現の仕方が難しいですが、モデルになっていただいた方が自然体で居られるように、空気みたいになれるように心がけています。
あまりあれこれ盛り上げてテンションを上げていくタイプではありません。
あなたにとっての写真の魅力は?
このレンズとこのカメラでこのモデルさんをあの場所で撮ったら、あんな写真になるに違いない、みたいな想像を膨らまして、実現していく過程がとっても楽しいと思います。
そういう意味では、まずカメラありきの楽しみになっている気もします。
もちろん、良い写真が撮れた時は、写ってくれた方に喜ばれたり、見ていただいた方が褒めてくれたりするのも楽しいですね。
あなたにとって良い写真の定義は?
自分の作風に合いつつも、「映った方も気に入ってくれた写真」でしょうか

フィルムの良いところは?
光の表情が素直でナチュラルに、そして繊細に出るところですかね。そこに映っている風景や人を通して、「光」を写し込んでいる感じです。
Diana MiniとF+を使った時の感想を教えてください!
自分の中で、もっともシンプルな写真体験と言いますか、余計なものは全て取り払って、目の前のものを光と一緒に写し込むというイメージです。それが楽しいです!
正方形というのも新鮮ですね。そして、なによりカメラの形が大好きです。

Petzval 55を初めて使った時の第一印象とその写りについて感想を教えてください。
もともと、オールドレンズのheliosなどでグルグルボケの撮影はやっていたのですが、Petzval 55はボケの度合いが強力な一方、中心部の写りはクッキリするので、オールドレンズでは得られない、これまでには無い描写だと思いました。
Petzval 55のボケコントロールは使用されていますか?おすすめの設定があれば是非教えてください!
実はボケコントロールはあまり使いません。いつも最大ボケ量で撮影しています!ボケ量最大がお勧めです!


ロモグラフィーの好きなカメラやフィルムなどがあれば教えてください!
Dianaの形が大好きで、撮影するだけではなくて、モデルさんに持ってもらって小道具にすることも多いです。
Diana MiniとDiana F+の他に、Diana Instant Squareも持っています。 Diana Miniは色違いや予備も含め4台持っています!

最後に一言お願いします!
ロモグラフィーのコピーにある、「完璧な写真にさよなら!」と言う言葉が大好きでとっても共感します。
これからも完璧ではない良い写真を目指していきたいです!
あおいとりさん、素敵なお写真とインタビューのご協力ありがとうございました!あおいとりさんの写真はインスタグラム でご覧になれます!フォローをお忘れなく!
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