Lomomatic 110で試したい6つの撮り方
Share Tweetロモグラフィーは35mmや120フィルムだけではなく、110にも熱を入れ、2012年には110フィルムを復活させ、今年にはLomomatic 110 camera を発売しました。
とは言っても35mmに比べてニッチなフォーマットであることは確か。じゃあなんで110で撮るのか?110だからしかできない、Lomomatic 110だからこそ楽しめる110フィルムの楽しみ方をご紹介します。
ちょっとお出かけしてスナップ
Lomomatic 110はポケットに収まるサイズで使い方もとてもシンプルなので、フィルム初めての方でも110はとても使いやすいフォーマットです。もちろんLomomatic 110も他のカメラのようにフィルムの装填が簡単なのでフィルムがしっかり巻き上げられているか心配する必要もありません。
ただLomomatic 110には自動露出機能、ISO感度設定、と2段階の絞りが搭載されているのでコントロール性もあります。レンズもガラス製でとてもシャープな写真を撮ることができます。カメラは小さくても写真表現の幅はとても広いLomomatic 110です。
カラフルなフィルムを試してみる
今日は何色のキブン?春のカラフルな花たちを撮りたい方、ちょっと冒険して真っ赤な世界を作ってみたい方、紫、ターコイズ、それとも黒白?そんな気分に合わせたフィルムがロモグラフィーには揃っています。
今ではロモグラフィーのみが110フィルムを製造しています。カラーは合わせて6種類あり、定番のColor Tiger 110 ISO 200 を筆頭に、LomoChrome Color ’92 、LomoChrome Metropolis 、LomoChrome Purple 、LomoChrome Turquoise 、Lobster Redscale があります。
モノクロもB&W Orca 110 ISO 100 があり、合計7種類の110フィルムすべてが違う、個性的な世界を作り出してくれます。Lomomatic 110を手にしたら7つの世界をぜひ体験してみてください。LomoChromeシリーズもISO感度を変えて撮影ができるので、ロモグラフィーの個性的な色味をより手軽に感じることができます。
グッと寄って撮ってみる
クローズアップ撮影は過小評価されがち。被写体の表情をとらえ、思い出に残る写真を撮るには、近づいて撮るのが一番です。Lomomatic 110のガラスレンズなら、80cmまで被写体に近づいて鮮明なクローズアップ写真を撮ることができます。
おどけた瞬間をカメラに収めたり、かわいくポーズをとってもらったり、感情がはじける瞬間を写真に収めたり、印象的な瞬間をクローズアップで撮ってみましょう。
遠くの景色もバッチリ
Lomomatic 110のには4段階のゾーンフォーカス機能があり、レンズの絞りもf/2.8とf/5.6の2段階で設定できます。また、ISO感度も100、200、400と設定可能なので、LomoChromeシリーズで感度を変えて撮影したりすることもできます。ゾーンフォーカスは無限遠にして、絞りはf/5.6にして美しい自然の景色を撮るのもあり。
そんな小柄なLomomatic 110は、フィルムで撮りたいけどかさばるカメラを持ちたくないなんて方の旅の相棒としても最適。
特に考えず撮ってみる
なんでもない瞬間をパシャっと撮るのも110ならではの楽しみ方。写真に意味を与えるのは撮影者である自分達で、私たちが撮影するものはすべて、自分自身の好きなことや好奇心の反映なのだ。日常生活の中にあるきらめきを探し、写真に記録するのも楽しみ方の一つです!
面白い撮り方を試してみる
撮り方は十人十色!
Lomomatic 110 も他のロモグラフィーのカメラと同じようにクリエイティブな撮影機能が詰まっています。多重露光をしてみたり、カラーフィルターをつけてみたり、あえてスローシャッターで躍動感のある写真にしてみたりして個性的な写真を創り出そう!
最後に、Lomomatic 110でどんな撮り方をするにしても、ロモグラフィーの原動力である自由奔放な精神でシャッターを押すことをお忘れなく。
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