目的意識と写真の撮り方: Mia Amphlettのインスタント写真のヒント
1約10年前にMia Amphlett's のインスタント写真への好奇心は新しい道を切り開き、Instax Neo90と Lomo’Instant Wide の出会いにつながった。努力と情熱によってまるで花に溢れる庭園のように、Miaのインスタントカメラのコレクションは大きく成長し続けました。
Photos by Mia Amphlett
インスタント写真が魔法のように感じられるのは間違いない。なぜなら特別だけど儚いと思った一瞬を記録することができるから。シャッターを切ると、自分の指先で過去が凍りつき写真になる。でも毎回毎回おとぎ話のようにも順調というわけではありません。カメラを持って出かけたりすることで面白い瞬間に出会うこともできれば、何を撮りたいのか自分を見失うこともあります。
インスピレーションを呼び起こすことを願って、Miaはインスタント写真へのアプローチをより個人的で目的意識を持ったものにするために、5つのヒントを共有してくれました。
自分以外に焦点を当てる
誰かのために私は何を創ることができるか?は、常に自問自答する質問です。この質問に対するMiaの答えは、参加者がインスタント写真、手書きの手紙、ポストカード、そして古い郵便物を交換する #photoswaps を始めるきっかけとなりました。
“自分のモチベーションとインスピレーションの燃料です。自分以外の誰かを心に置きながら写真を撮りに出かけるのはとても気分がいいもので、そして地球の反対側にいるその人と自分の世界観や故郷のことを分かち合おうとしている。”この記事を書いている時点で、Miaは170を超えるフォトスワップに参加していて、その全てが写真を通じて違う国の人たちの架け橋になりたいというひとつの思いから始まりました。
ロモグラフィーの真の精神において、自分自身と自分以外のためにアートを創ることで多様性を再認識しそれぞれの個性を受け入れることができます。Miaが言うように、“日常生活の中の面白い表情を捉えて、不完全さを受け入れ、そして新しいテクニックを探求することが私を幸せにしてくれます。これを他人と分かち合うことが、私が最も楽しんでいることです。”
文字を織り交ぜる
百聞は一見にしかずなんて言うけども、写真の中に言葉が入ってることもありますよね。文章も写真も、両方が物語を伝えることが出来るなら両方一緒にしちゃえばいいじゃん、という魂胆です。お気に入りの名言、歌詞や詩を集めて写真に取り入れたり、色や記号を使うこともできます。
Miaは_#polaroidswithpositivity_ と呼ばれるプロジェクトを通じてこの取り組みをより高めていきました。彼女は肯定的な自己暗示のあるインスタント写真を様々な場所に置き、それを見つけた人がそれを持って帰れるようにしていました。とてもとてもよく晴れるオーストラリアのブリスベン出身だからこそのMiaの太陽のように明るい性格ならではのプロジェクトです。このMiaのプロジェクトのように私たちに大義や目的を持つことが、困難な時に前進し続ける手助けとなるかもしれません。
新しい場所の発見
インスピレーションの喪失は、ひとつの場所で行き詰まりを感じることから生じることもあります。もしこれが自分に当てはまる方は自分の周りをもっとよく見てみることをおすすめします。いつもと違うルートで帰ってみたり、新しい場所を探検したりして。もちろんカメラは忘れずに。長い間1つの場所にいるとその魅力が失われ始める可能性があります。新しい場所で新しい見方を手に入れてみましょう。“好奇心を持ち、非日常を探そう。”
見方を変える
人生がどうしてもつまらない時は気分転換をしよう!Lomo'Instant Splitzer や他のアタッチメントレンズ をカメラに付ければ新しい視野が得られるはずです。数年前にMiaが初めてLomo’Instant Wide を試したとき、多重露光、カラーフィルター、ライトペインティング、ソラリゼーションなどの様な様々な技術を試して学んでいます。慣れないうちはアクシデント続きになることも多いですが、そのアクシンデントをどう見るかは自分次第。ありふれた日常の景色をいつもと違う角度で撮ってみてください。
最初の四枚のインスタント写真は、Lomo’Instant Wide で、多重露光機と Lomo'Instant Splitzer で撮られたものです。
1つのテーマに、無限大の可能性
インスピレーションは思っているよりも近くにあります。自分の好きなものを1つ選び、そこから色んなカメラ、フィルム、テクニックで撮影してみる。Miaは付け加えて、“自分のカメラの様々な撮影モードをぜひ試してみてほしい。ロモグラフィーのカメラ色々遊べるから!”生きていれば1日を明るく照らしてくれる、ささやかだが確かな幸せがどこかにあります。Miaによると「 In My Docs 」と呼ばれるシリーズを通して彼女が作成したDr. Martensの素晴らしいコレクションがあります。
"「写真とは目に見える思考である。写真を撮る時、私は写真を見る人と自分の一部を共有している。自分の考えや人生観も共有している。その過程が個人的で目的意識を持ち、意味のあるもののようにする」"とMiaは考えています。
写真は常に自己表現の場であり、それは堂々とそしてオープンに共有されるべきものであるということです。また彼女自身を最も表現するために、Miaは"「私は幸福を探し求め、写真に撮れるものが見つからなければ、自分で作り出す。」"と語っています。
ポジティブな毎日を送るために、彼女のInstagram をフォローして、そして間もなく開設される彼女のウェブサイトもお楽しみに!
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2024-05-13 #gear #people kylavillena の記事
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