ロモグラファーRodrigoのLomoChrome Color '92 Sun-kissedレビュー
Share Tweetコロンビア生まれのRodrigo (@heymars)はフランスのマルセイユを拠点に活動するフォトグラファーで、インターナショナル版のマガジンでには何度も登場しています。ロモグラファーであり旅人でもある彼は、長年にわたり写真で数々の賞を受賞してきました。 このインタビューではロモグラフィーの新登場のLomoChrome Color '92 Sun-kissed を使った感想を語ってもらいました!
Rodrigoさんこんにちは!前に初代のLomoChrome Color '92 で撮っていましたが、新バージョンの写りはいかがでしたか?
一枚目から個性的なレトロな雰囲気を維持しながらも、以前のバージョンよりも彩度が向上していると感じました。 青みがかった部分と暖かい光のバランスが、一枚一枚に独特の芸術的な表情を生み出しています。このフィルムは何気ない風景さえもアーティスティックな作品に変えるので、写真にクリエイティブなタッチを加えたい人におすすめです。
個人的には、LomoChrome Color '92 Sun-kissedは光の強さによって鮮やかな色が際立つ都会のシーンに最適です。屋外のポートレートできれいな写真が撮れて、レトロな雰囲気と鮮やかさが写真に一味加えてくれました。Sun-kissedはオールラウンダーなフィルムでいろんな撮影シーンで活躍すること間違いなしです。
このフィルムにぴったりのシーンや時間帯はなんだと思いますか?
どんな特殊なフィルムでもそうですが、まずそのフィルムについて知ることが大切です。日没の時間、特にマジックアワーにフィルムがよく合うのはもう事実です。夏の時期や、例えばマデイラのような南国で映えるのが想像できるフィルムです。
LomoChrome Color '92 Sun-kissed は露出にかなり敏感なので、シーンの光を考慮しながら、カメラの設定をマスターしたりオートモードを信頼することが不可欠です。自分も露出に気をつけながら撮った結果良い写真が作れました。フィルムが様々な種類の光にどう反応するかを理解するためにさまざまな条件をテストすることが重要だと思いました。例えば、夜が明けてから車の中でフラッシュを焚いた写真は白飛びしてしまいました。
時には結果が予想できないこともありますが、それもこのフィルムの魅力のひとつです。
この撮影で一番好きな写真と、その理由を教えてください。
どれも同じような理由でお気に入りは何枚かあります。青のトーンと夕暮れ時のマルセイユの暖かく独特な光の暖かさのバランスが、まさにカリフォルニアの情景を思い起こさせました。この"ロサンゼルスぽさ"が、今回の撮影の重要なキーワードでした。
Bouchraにポーズをとってもらったのもそのためです。彼女はカリフォルニアが大好きで、実際に何度か訪れたことがあると思います。彼女のスケートボードを使い、海に向かってロードトリップ風に車を走らせるこの撮影を提案すると、彼女はすぐにそのアイデアに乗ってくれました!
今後のフォトグラファーとしての予定はありますか?
正直なところ、私は自分の写真をアメリカで展示してみたいと思っています!私の写真のスタイルはアングロ・サクソン文化に近いといつも感じていて、非常に都会的でヒスパニック的なDNAを受け継いだ私の写真スタイルそのものです。そしてこの広大な領土が与えてくれる逃避的な感覚。アメリカは私にとって本当に魅力的な国です。
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LomoChrome Color '92 Sun-kissedはオンラインショップ と直営店Lomography+ でお買い求めいただけます!
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