Lomomatic 110で小さなフォーマットの世界を体験する by Vivid Opia

Vivid Opiaの名前でも活動するRachel White はイギリスを拠点に活動する写真家で、さまざまなカラーシフト・フィルムを使った遊び心あふれる多重露光で、幻想と神秘をテーマにした作品を生み出しています。今回そんなRachelにLomomatic 110LomoChrome PurpleLomoChrome Turquoise の2つのLomoChromeフィルムを使って小さな110の世界を体験してもらいました!

写真: Vivid Opia
写真: Vivid Opia

Lomomatic 110 の第一印象は?

110カメラは一般的に小さいことは知っていましたが、使ったことがなかったので実際にどれくらい小さいかは想像できませんでした。 このカメラの外観と手のひらに収まるという点が気に入りました。とても持ち運びしやすくてちょっとしたスパイカメラのようにも感じました。私は写真を撮りに出かけるとき、自由に撮るのが好きで3、4台のカメラを持っているなんてことはほとんどありません。Lomomatic 110は小さなポケットにも入るし、かさばらずに携帯できるのがいいと思いました。

高度な機構を使いこなす自信がなかったので撮る前に説明書を読みました。カメラには何個かボタンがあるだけなので難しい設定は必要ありません。‘Day’に設定されていることを確認してISOを選択して準備完了。カメラ本体も頑丈です。リージェンツ・パークでの撮影中にちょっとカメラを落としちゃったのですが、一眼レフではあの落下には耐えられなかったと思います。

写真: Vivid Opia

このカメラで何を撮ろうと思いましたか?

今回の撮影にはお気に入りのLomoChrome PurpleLomoChrome Turquoise の2つを選びました。土曜日の朝目を覚ますと、久しぶりに晴れ間が広がってい他ので、最初にハックニー・ウィックに行ってそこの壁の落書きを写真に収めてみました。。次に花を撮るためリージェンツ・パークに行って、そしてブランズウィック・センターへ行って面白い建物の景色を撮影しました。

写真: Vivid Opia

110という小さなフォーマットで撮った感想を教えてください。

新しいカメラやフォーマットを初めて撮影するときと同じように、フィルムが現像されるまでどんな写真が撮れたかを予想するのは難しいです。様々な被写体を撮影することで、このカメラに合うシーンを見つけられるようにしました。それにロモグラフィーのカメラだから写真も楽しいし、どこにでも持っていけますしね。 ネガはとても小さいので、現像とスキャンはラボに任せてよかったと思います。

粒状性は予想していましたが、とても気に入っています。私が言いたいのは被写体が近かければ近いほど良い写真が撮れるということです。多重露光スイッチもとても使いやすいですが、上手くいかないショットもあったので、今後これをいつ、どのように使うか、もっと考えて撮るようにします。クローズアップ撮影時にゾーンフォーカスで少し遊んでみましたがそれも上手くいったみたいです。Lomomatic 110の23mmレンズは万能ですね。

写真: Vivid Opia

110フィルmyを試してみたい人のために、何かコツやヒントがあれば教えてください!

少しでも興味があるならぜひ試してみてほしいです!色んなシチュエーションで撮影ができる、とても楽しいカメラです。初めて快晴の日でもISO400で2本とも撮影しました。(普段ならロモグラフィーのフィルムをISO200で撮影します)。フィルムの特色を出すにはそれが一番いい方法だと感じていたし、実際にかなり上手くいきました。でも撮影中でもISO感度を変えれらるので撮り方はたくさんあります。

でも、いい写真を撮るためには多重露光の時は気をつけてください!


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