撮影のコツ:余白を活用して写真を撮る
Share Tweet写真におけるNegative space (余白)は、被写体を浮き立たせることで視覚的な調和を産み出します。しかし、被写体に焦点を当てるだけでなく、見る人が写真をより簡単に解釈できるようにしたり、見る人が自分の考えを引き出せるようなストーリーを提示することで、ある種の感情を呼び起こすことも手助けしてくれます。
今回のマガジンでは、コミュニティメンバーから寄せられたインスピレーション溢れる写真たちをもとに、写真撮影で余白を活用するヒントやコツをご紹介します。
余白を使って好奇心と感情を引き起こす
多くのデザイナーやイラストレーターが、余白をうまく使ってロゴやポスターを制作しているのをよく目にすると思います。一見するとミニマルなアート作品だが、よく見ると隠れた人物やストーリーが巧妙に組み込まれています。このアイデアを写真にも取り入れることができるのは間違いないです。
ロモグラファーの @agrimony, @antmark, @systemdevice, @balodis and @mocean の写真を見ると、ストーリーやアイデアを可視化できる余白がうまく生み出されているのがわかると思います。
被写体に注目する
静物写真は特に余白を有効活用することで、より良い写真を撮ることができます。むき出しの背景とミニマルなアプローチは、見る側の目を被写体に集中させ、日常のシンプルな出来事や物から感情を呼び起こさせることができます。
余白は静物写真でよく取り入れられますが、ストリート写真や自然写真などでも余白をうまく活用することで、被写体やアイデアをより鮮明にすることもできます。
目を引くシルエットを作る
余白を使って印象的なシルエットを作るために使える写真撮影の原則や方法には、三分の一の法則、リーディングライン、フレーミング、被写界深度、多重露光などがあり、色を使って写真に強いインパクトを与えたりすることもできます。
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