Sun-kissedと共にあのころへ:インタビュー with yokosima
3 8 Share Tweetロモグラファーであるyokosima さん。yokosimaさんの写真を見ているとフィルム愛がたくさん伝わってきます。今回はデビューしたばっかりのLomoChrome Color ’92 Sun-kissed で撮影したロモホームのアルバムについてインタビューをさせていただきました!
ロモグラフィーマガジンへようこそ!自己紹介をお願いいたします。
こんにちは、フィルムカメラとフィルムの箱を眺めるとニコニコしてしまうyokosima です!
フィルム写真を始めたきっかけは?
私の写真歴はまだまだ短くて、2021年にデジカメを購入したところから本格的にスタートしました。すぐに写真の世界に魅了されて、どこに行く時もカバンにカメラを入れて、毎日写真を撮る日々が始まりました。しばらくして味わいのある光や暈けや色彩を見せてくれる「オールドレンズ」の存在を知ったあたりから、気持ちがフィルムカメラやフィルム写真に傾き始めました。運命のフィルムカメラとは、古着屋さん巡りをしようと訪れた街の自由が丘で偶然見つけたお店 (ポパイカメラ) で出会いました!最初に手に入れたNikon FEは形が好きで購入したZfcと少し似ていて、ここに繋がってきたことが必然のような気がします。
普段はどんな写真を撮っていますか?
家族の姿、家の中での日常。これは私が写真を撮り始めて最初に魅力を感じた被写体で、今後もずっと撮ってゆきたいテーマです。その日常の延長線上にある、駅構内や電車の中、街の景色、身近な季節の草花も好きです。そうした場所で、二度と同じ瞬間に出会えない「光」や「空気」を捉えたいのです。
ロモグラフィーに出会ったきっかけは?
デジタル写真を投稿していたサイトで出会った方達にロモグラフィーを教えていただきました!そして色彩に特徴のあるフィルムを手に入れて作例を辿るうちに、ロモホームにも出会いました。(アカウントを作ってもなかなか投稿する勇気が出なかったのですが…LC-A+を購入した時に背中を押してくださった、「ぜひ投稿してみてください!」と言ってくれた直営店スタッフの方にものすごく感謝しています!)
ロモホーム「Time travel with '92 “Sunkissed” 」ではColor ’92 Sun-kissedの写真を投稿されていますが、そのアルバムでお気に入りの写真があれば理由と一緒に教えてください!
新発売が嬉しくて、直営店にすぐに買いに行ってしまいました!「Sun-kissed」の名前を見て夏の日差しのある日に撮影したかったのですが、あいにく天気の悪い日が続きました。そこで、色彩と景色の両方で時代を遡ってみようと思い、昭和25年頃の家々が再現されている歴史博物館を訪れました。「Sun-kissed」の色彩はそのノスタルジックな景色と見事に馴染んでくれました!この雰囲気がとても好きです。
私が一番のお気に入りは、アルバムの一枚目に選びました。
幸運を呼ぶ招き猫の可愛らしさは、良いことがあるような気がして見つけると撮ってしまいます。同じように行く先々で自分の足元を撮るのも私の楽しみの一つです。この二つを合わせた写真は、本当にたくさんの喜びを私に運んできてくれてました!
初代のColor '92 はsun-kissedと比べてみてどうでしたか?
初代のColor '92は、気持ちの良い冬晴れの日、好きな街を訪れた時に使いました。冷え込む空気の匂いを感じるような「青」の色味がとても気に入っています。今回のSun-kissedは写真全体に現れる黄色味がとても好きです。光の中はもちろんですが、影の中のコクのある色も素敵です。どちらのフィルムも、私の好きな赤が落ち着いた良い発色だと思います!
あなたにとってロモグラフィーとは?そしてロモグラフィーの魅力は?
私にとってロモグラフィーは興味と好奇心を刺激し続けてくれる存在です!マガジンで公開されている様々な知識や方法、どれも読むと自分も試してみたくなります。参考になるサイトを教えていただいたり、写真から「もっと自由に撮る気持ち」を受け取ったり、投稿するうちに出会った色々な国の方からたくさん刺激を受けています。それ以外にも魅力といえば様々な特徴を持つフィルムです!一番最初に手にしたロモグラフィーのフィルムは、LomoChrome Metropolis、Purple、Turquoiseの3本セットでしたが、私は使うたびに発見のあるPurpleがとても好きです。日差しのない日や雨の日でも、このフィルムを使うと思いがけない色と空気に出会えるので、Purpleは必ずストックを切らさないようにしています。
フィルム写真の魅力とは?
まさにその瞬間を焼き付けるところです!デジタルよりもタイミングを撮り逃すことも増えましたが、それが不思議とフィルム写真の面白さに繋がっています。興奮するほど良い瞬間を捉えた一枚はもちろんですが、期待と違った時にも次への意欲が湧いてきます。どの一枚にも『今この瞬間はこの時しか無い』と感じるのです。時間をかけて楽しむという点も、フィルム写真の魅力です。少し前から白黒フィルムを自分で現像するようになって、結果を見る前のドキドキワクワクも知りました。この経験はとても面白いです!白黒写真の「質感のある黒」が好きなので、ここまで来ると今度は印画紙への焼き付けも経験したくなりました。これも自分が楽しみにしている今後の目標です!
あなたにとっていい写真とは?
自分が「撮りたい」と思う気持ちが写っている写真です。素敵な表情だった、光が美しかった、美味しいものを食べて気分が良かった、心が動くような風が吹いていた、魅力的な後ろ姿を見つけた…などなど、例を挙げるとキリの無いたくさんの気持ち。そんな写真たちを投稿するロモホームは、自分の宝物入れのような存在です!これからもどんな気持ちが湧き上がったのか、その時を思い出せるような写真を撮りたいと思います!
yokosimaさん素敵なお写真のシェアありがとうございました!まだまだyokosimaさんの素敵なお写真がありますで、ロモホーム もぜひチェックしてみてください!
LomoChrome Color '92 Sun-kissedはオンラインショップ と直営店Lomography+ でお買い求めいただけます!
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