ロモグラフィーフィルムガイド：LomoChrome Purple
ロモグラフィーは長年にわたり、ユニークなカラーシフトフィルムを様々なフォーマットで提供することに専念してきました。それぞれのカラーシフトフィルムは、具体的にどのようにカラーシフトするのでしょうか？ LomoChrome Purple は、アースカラーをプラムやバイオレットに変えることで知られ、風景やストリートシーンなどをトリッピーに撮るのが好きな多くのフィルムフォトグラファーに愛用されています。
このシリーズでは、ロモグラフィーのユニークなカラーシフトフィルムをご紹介します！今回はクラシックなLomoChrome Purpleからご紹介します。早速見ていきましょう！
歴史
2013年1月に発売されて以来、LomoChrome Purpleを使って様々な景色をピンクや紫の楽園に変えた何十万枚もの写真がロモホームに投稿されています。象徴的なKodak Aerochromeからインスピレーションを得たこのフィルムは、特に自然環境において緑色を鮮やかな紫色に変えることで輝きを放ちます。
LomoChrome Purple はまず35mmと120で発売され、最終的には110フォーマットもデビューしました。Lomochromeの全シリーズと同様に標準的なC-41/CN-16プロセスで現像できます。2019年にはマイナーアップデート版も発売されました。
そして2023年にLomoChrome Purple 2021 Pétillant Edition としてリニュアールもしました。アーティストのジョシュ・マルホランドはインタビュー の中で、フィルムの驚くべき柔軟性を再認識しました：
撮影するISO感度、被写体の自然な色、撮影する光によって、色が変化し、異なる結果が得られるから不思議だ。
LomoChrome Purple カラーガイド
LomoChrome Purpleのフィルムガイドの色比較を使って、このフィルム がLomography Color Negative 100と比較してどのように色を変換するかを概観することができます。
LomoChrome Purple は、茶色を濃い紫に、水色をシアンに、緑を紫に、黄色をピンクに、といった具合に色を変化させることが観察できる、 このフィルムは、風景や緑、青、黄色を多用する環境に最適で、劇的に変化させることができる。
Lomochrome purpleは100-400の間でISO感度を変えて撮影でき、その柔軟性と予測不可能性をさらに高めています。このカラーシフトフィルムの結果は、撮影時の光量やISOの設定自体によって間違いなく変わります。
例えば、明るい緑はより明るい紫になります。乳剤にもよりますが、ベルベットのような質感を与えるなど、肌の色合いにも影響を与えます。このフィルムは、現実と予想を裏切る色彩で、幽玄な写真撮影やポートレート撮影に最適なフィルムです。
私たちは、初めて LomoChrome Purple に挑戦するカメラ愛好家に、このフィルムがどのように色を変えるのか、どのような場面に最適なのか、そしてもちろん、このフィルムで撮影した結果をLomoHomeでシェアしている他のコミュニティメンバーからインスピレーションを得る手助けができればと思っています。
LomoChrome Purpleを試したことがある人は、このガイドを読めば、このフィルムについてもっと知ることができるかもしれません。一方、まだ試したことのない人は、思い切って試してみましょう！
LomoChrome Purple で撮影するためのヒントやアドバイスが他にありますか？コメント欄でシェアしてください！
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