インスタントカメラを知り尽くしたBen FraternaleによるLomo'Instant Wide Glassレビュー
1 Share TweetIn An Instant の名前でYouTubeで活動するBenは昔からのLomoAmigoでインスタントカメラに関しては博士と呼んでも過言ではなく、Lomo'Instant Wide Glassのレビューにも欠かせない人物です!
先に答えを言ってしまうと、このカメラはインスタント博士のお墨付きです!発売前にBenにカメラを渡し、WIDEにインスタントにたくさん撮って語ってもらいました。
またまたロモグラフィーマガジンへようこそ!Lomomatic 110以降の2024年はいかがお過ごしでしたか?
ロモグラフィーマガジンでの特集はいつでも嬉しいですね!今年の夏はとても活発でした。パリオリンピックを撮りに行ったり、アメリカ中を撮って回っていました。僕のいるニューヨークは秋の美しさが見えてきました。
Lomo'instant Wide Glassの第一印象は?
プラレンズ搭載のLomo’Instant Wide を使うユーザーとしてデザインと操作性の共通点にすぐ目が行きました。レンズはパワーアップしたけど使い勝手の良さはそのままで。こんなカメラがもっと早くあればよかったのに。
他のインスタントカメラと比べて操作性はいかがでしたか?
初代モデルとの共通点は多いですが、Lomo'Instant Wide Glass は他のカメラとは全く違う存在です。他のInstax Wideのカメラはどうもこうありきたりで、逆にロモは撮影モードが豊富で表現力も高いです。こんなのは他のWideのカメラでは体験できないです。だからこそこのWide GlasはWideフォーマットが長年望んでいたカメラの形なのです!
このカメラで一番気に入った機能は?
ガラスレンズは言うまでもなく、フラッシュ用のカラーフィルター、多重と長時間露光、露出補正とピントリングの回しやすさが全て相まって自分が撮りたいものを撮りたいように撮らせてくれます。_「こんな風に撮りたいけど、カメラができなかったらどうしよう?」_なんて不安は一瞬で吹き飛ぶカメラです。
テスト撮影では30cmのクローズアップは試しましたか?
正直言うとこの機能結構好きです。Instax Wideのアスペクト比は1.6で、変わってるな、と思うことがあり、撮影シーンによっては高さよりも幅の方が不釣り合いになってしまいます。 でもクローズアップ機能を使うことでフィルム全体をパワフルな写真に仕上げることができるようになりました。アタッチメント要らずで撮れるのが素晴らしいポイントでもあります。それにクローズアップする時にレンズの本領が発揮されるので、Lomo'Instant Wide Glassの高い描写力がインスタントフィルムで体験できます。
現像が必要なフィルムとは違ったインスタントフィルムの良さはなんですか?
インスタント写真は他の人々とあなたの周りの世界を繋ぐ、最も共同的な写真の形の一つです。インスタントフィルムで写真を撮ると、その一瞬が突然世界に1枚しかない物理的なプリントとして姿を変えます。これほど純粋に一瞬を表現できて、すぐに他の人と写真を交換できるのはインスタントフィルムだけ。このような時間や人との繋がりが、他の撮影媒体では生み出せないインスタントならではの価値を生み出しています。
Lomo’Instant Wide Glassを使う方へのアドバイスはありますか?
良い感じに撮れてないなと思ったら、被写体から30cm離れて、ピントも30cmに合わせてもう一回撮ってみてください。僕を信じて、必ずいい写真が撮れるはずです。
BenのLomo'Instant Wide Glass のレビュー動画も彼のYouTubeチャンネルのIn An Instant で公開されています。Instagram のフォローもお忘れなく!
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