LomoKinoのモーター駆動化 by David Hennen

彼のYouTubeチャンネル では、モーター駆動のLomoKino で撮影されたショートムービーを見ることができます。このインタビューではシネマトグラファーのDavid Hennenが作った彼の改造LomoKinoについて詳しく語っています。

© David Hennen

David、オンラインマガジンへようこそ!自己紹介をお願いします。

こんにちは、私はベルリン出身のフリーランスのシネマトグラファーで、数年前にフィルム写真への愛を再発見しました。コロナのロックダウン中にフィルムカメラをゼロから改造して作り始めました。

LomoKinoを電動化したきっかけは何ですか?

ここ数年ビデオ業界ではスーパー8フィルムの写りが人気で、似た描写を自分の仕事で再現するために安価な代替品を探していました。YouTubeの動画でコードレスドライバーでLomoKinoを使っている人がいたので、そこからインスピレーションを得ました。

© David Hennen

LomoKinoをどのように改造したのか説明してください。

シンプルな12VのDCモーターを木製のケースに組み込んでカメラのクランクに取り付けました。モーターは540rpmで、スーパー8のフレームレートと同じ約18fpsを実現しました。電源にはソニーのNP-Fカメラ用バッテリーとDC昇圧回路を使っています。スキャンには、デジタル一眼レフカメラと100mmマクロレンズと古いスライドフィルムカッターを使用しています。

撮影にはどんなフィルムを使いましたか?

期限切れのコダカラーVR200フィルムが100本入った箱をもらったので、それをLomoKinoの撮影に使いました。フィルムが古いのでISO50に設定して露光しています。高感度のColor Negative ISO 800 で撮るのが夢です。でも1本のフィルムで8秒しか撮影できないため、かなり高価なチャレンジになること間違いなしです!

© David Hennen

自分にとってのLomoKinoの完璧な使い方は?

LomoKinoで作った映像をミュージックビデオに使ったこともあります。LomoKinoのプラスチックレンズはデジタルでは再現できないアナログな雰囲気を作り出してくれます。

フィルムのスキャンと映像編集にはどのソフトを使いましたか?

LightroomでNegative Lab Proプラグインでスキャンを反転し、After Effectsで合成しました。Premiereは18fpsをサポートしていないので私はAfter Effectsを使っています。クロアチアで撮影した最初のビデオをPremiereで編集したのは失敗でした。その結果、12fpsという非常に不安定な数字になりました。

© David Hennen

LomoKino初心者にアドバイスはありますか?

明るい晴れた日の撮影がベストです。LomoKinoをモーターで動かしたい場合は、クランクにナットかネジを付けて古いコードレスドライバーに取り付けてください。自分も初めての動画はそうやって作りました。

© David Hennen

これからもLomoKinoの動画作成を続けていきますか?

もちろんです!今は3Dプリンターで製作した電動LomoKinoの制作に取り組んでいます。うまくいけばさらに効率的に撮影ができるようになると思います。

© David Hennen

Davidさん、とても興味深いインタビューをありがとうございました!彼のInstagram のフォローとホームページ のチェックをお忘れなく!あなたもLomoKinoの電動化に挑戦しみませんか?


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