Diana F+ Lens Adaptors - 画角の違いについて
3 Share Tweetレンズアダプターを使ってDiana以外のカメラでDianaLensを使った時、思ったような効果にならなかったことはありませんか?例えば、Fisheyeレンズを使ったのに、魚眼にならない!なんてことも。そんな皆さんの為に、それぞれのレンズの画角がどのように変わるのかをご紹介いたします。
画角はどうして変わるの?
DianaF+ Lens Adaptorを使用する時は、フィルムのフォーマット、もしくはご使用いただくデジタルカメラのセンサーのフォーマットによってレンズ画角の範囲がそれぞれ違う大きさに定められます。画角はレンズの焦点距離と、カメラのフィルムまたはセンサーのフォーマットによって決まるからです。
通常120フィルムを使うDianaですが、DianaF+ Lensアダプターを使う時は、これとは違うサイズの35mmフィルムを使うと思います。すると、大きさが違うフィルムであるため、120フィルムとは違った露光部分を切り取ることになります。下記図をご覧ください!こんなに大きさが違うのです。図のAPS-Cとは、一般的な一眼レフデジタルカメラのセンサーのフォーマットです。
フィルムフォーマットや、カメラセンサーが大きければ大きい程、写真はより大きな範囲を。35mmフィルムは、120フィルムより露光される範囲が小さいので小さい範囲を写真に収めます。
これがFisheyeLensを35mm一眼カメラで使った時に魚眼の効果がめいっぱい得られない理由なのです。デジタルカメラでのSLRアダプターはAPS-Cというセンサーによって、35mmフィルムよりもさらに大きくトリミングされます。
35mm やAPS-Cセンサーのカメラであなたの希望に合ったレンズを選んでみましょう!
実際それぞれのレンズはどんな写りになるんだろう?
たとえレンズの焦点距離が変わらなくても、フィルムフォーマットが違うと、効果も変わります。焦点距離の数値を35mmとAPS-Cセンサーについて、各Diana+レンズの焦点距離で現わしてしてみましょう。
38mm Super Wide Lens を、35mm カメラで使うと、72mm のスタンダードなDianaレンズと同じ効果になります。APS-Cセンサーのデジタルカメラの場合、115mmのTelephotoレンズと同じ効果になるのです!
20mm Fisheye レンズを、35mm カメラで使うと、38mm の広角レンズと同じ効果になります。APS-Cセンサーのデジタルカメラの場合、60mmのレンズと同等になります。
55mm Close-up & Wide-angle レンズは35mmカメラに取り付けた時、105mmの望遠レンズと同じになります。APS-Cのデジタルカメラで使用した時、170mmの超望遠効果になります!
110 mm Telephoto レンズは どの35mmカメラと組み合わせても、200mmの望遠レンズと同じ働きをしてくれます。APS-C のデジタルカメラでは、320mmという超望遠レンズになるのです!!!
注意:
レンズの焦点距離は、あなたが使用するフィルムのフォーマットによって異なりますが、フィルムのイメージの一部を消滅させます。35mm一眼カメラとAPS-Cセンサーのデジタルカメラで似たサイズとなったとき、何が起こっているかを比較するには詳細をこちら crop-factor よりご覧ください。
Diana+ Fisheye Lensを見る
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Close Up Lens and Wide Angle Lensを見る
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