サニー16ルールとは？
サニー16ルールとは、晴れた日に露出計なしで適正露出を得るための露出設定の目安です。露出計がないカメラを使っている方や素早くシャターを切りたい人におすすめです。
快晴の日に撮影する時に、絞りをf/16とし、シャッタースピードの分母をフィルムのISO感度に一番近いものにします。
例えば、快晴の日にISO感度200のフィルムで撮る場合は絞りをf/16にし、シャッタースピードを1/200にします。1/200の設定がない場合は1/250に設定します。同じ条件でISO感度100のフィルムを使う場合はシャッタースピードを1/00または1/125にして撮影します。
下のイラストを参考に、光の状態に合わせて絞りを調整します。
光の状態に関わらず意図的に絞りの値を変えたい時は、それに応じてシャッタースピードを調整する必要があります。
例えば、f/16で1/200(1/250)のシャッタースピードで撮影している時に、絞りをf/11に変更したい場合は、シャッタースピードを1/400(1/500)にします。逆に絞りをf/22にしたい場合はシャッタースピードを1/100(1/125)にします。
撮影環境の明るさが変わった場合は、シャッタースピードをそのままにして絞りを調整することで適正露出を得ることができます。少し曇ってきた場合は絞りをf/8に、曇天ではf/5.6に、明るさに応じて絞りを調整してください。
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