露出オーバーとアンダーとは?

露出オーバーで撮ったAgfa CT Precisa 100© dida

露出オーバーの写真は写真の明るい部分が真っ白(白飛び)になっていたり、コントラストが低くなっています。絞りが開きすぎてたり、シャッタースピードが遅いと必要以上にフィルムに光が当たってしまうので写真が明るくなりすぎてしまいます。

露出アンダーで撮ったFuji Velvia 100F © pussylove

露出アンダーの写真は写真全体が暗くなったり、影が黒つぶれしています。絞りが小さすぎたり、シャッタースピードが速すぎるとフィルムに当たる光の量が少なくなるので写真が暗くなってしまいます。

露出アンダーで撮ったFuji Velvia 50 © kotsas

基本的には適正露出で撮影することが望ましいですが、シチュエーションによってはアンダー/オーバーで撮る場合もあります。期限切れフィルムを使う場合はそのフィルムよりも低い感度(露出オーバー)で撮る必要があります。あるいは光が強く、そのままだと白飛びしてしまう可能性がある場合は露出アンダーで撮影します。

使うフィルムや光の状態によって露出の設定を変えるとよりきれいな写真を撮ることができます。

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