LOMO Lubitel 166+ vs Blackbird, Fly

LOMO Lubitel 166+は少し高いかもしれないけど、その価格であるだけの価値があるんだ。二眼レフカメラでよりプロフェッショナルに近い写真を求めるならばおすすめのカメラだよ。

僕は2つ二眼レフカメラを持っているんだ。一番最初に買ったのがBlackbird, Fly。見た目がすごく格好良かったので買ったんだ。そして、ロモグラフィーにハマってから、LOMO Lubitel 166+の為にお金を貯めて購入した。 LOMO Lubitel 166+はちょっと高いけれども、十分にその価値がある。

Blackbird, Fly と LOMO Lubitel 166+ を比較してみると、前者の方がビギナー向けで後者の方がプロフェッショナルを目指している中級者向けかな。Blackbird, Flyはもしフォーカスを無限に設定すればあんまり他のことを心配しなくても大体ピントが合うよ。そして簡単に撮影出来る。

Credits: sebastiansiu

LOMO Lubitel 166+で撮影してフォーカスを合わせたいならばもう少し我慢強く設定をきちんと合わせなくてはいけないんだ。 LOMO LC-A+ のように距離を大体予想して設定するのではなく、ビューファインダーをのぞきながら距離設定を変えながらピントをキチンと合わせていかなくてはいけないんだよ。

Credits: sebastiansiu

もしクロスプロセス写真が好きならばBlackbird, Flyでも LOMO Lubitel 166+でもどちらでも良い写真が撮影出来る。強い太陽の光の下ではBlackbird, Fly で撮影するとフレームの隅に黒いコーナーのようなものが表れることがあるよ。

Credits: sebastiansiu

そして、LOMO Lubitel 166+はコントラストが高く、このカメラの特徴でもあるクリアなイメージが美しい。

Credits: sebastiansiu

LOMO Lubitel 166+にあって、Blackbird FlyにないメリットはLOMO Lubitel 166+だと、光が少なくても良い写真が撮影出来るところかな。

Blackbirdだと露出アンダーになってしまうんだ。だからBlackbirdは『太陽光カメラ』って感じだね。

Credits: sebastiansiu

Blackbirdが『太陽光カメラ』ならば、スライドフィルムでE6現像をするのには向いていないかもしれない。僕が試してみた様子だと、成功率が低くてたいていとても暗い写真になってしまうんだ。

Credits: sebastiansiu

比較してみると、LOMO Lubitel 166+がシャッタスピードと露出の設定可能な幅が広いので、フィルムを無駄にすることがないよ。撮影した写真はたいてい素晴らしいし、露出ガイドを見れば簡単に設定出来るからね。

Credits: sebastiansiu

まとめると、晴れの日にスナップショットを撮るならばBlackbird Flyをつかうけれど、レアフィルムや大切なシーンを撮影する時には断然LOMO Lubitel 166+だね。

2012-05-29 #gear #review #lubitel #blackbird-fly #tlr #cross-processing #film-camera #requested #user-review-lomography sebastiansiu の記事

他の記事を読む