アナログ世界紀行:マウイ島、ハワイ

「アナログ世界紀行」ではロモグラフィーのコミュニティーメンバーが世界中から素敵な風景を紹介いたします! 今日は、Martin Schmidからハワイにあるマウイ島の美しい景色が届きました !

案内人: Martin Schmid
ロモホーム: @martinluke
SNS: Instragram
使用カメラ: LC-A 120
使用フィルム: Fuji Velvia 100
撮影地: マウイ島、ハワイ

Credits: martinluke

私は普段はスイスに住んでいます。スイスはそんなに北ってわけでもないですが、日が沈むのが早く、夕方の時間がとても長いです。みなさんは夕暮れが夜に変わるまでの時間の美しさをご存知ですか?特にハワイの夕焼けは一段と美しいんです。まっすぐに沈んでいく太陽を海が光とともにすっかり呑みこみ、辺りが真っ暗になるまで本当にあっという間に感じます。私はラッキーなことに、9月にマウイ島で行われたヨガの先生のトレーニングに参加することができたんです。

トレーニングは朝の7時に始まって、午後5時半に終わるものでした。それも毎日!(もちろん土曜日はお休みです)6時半にはもう暗くなってしまうので、よく授業のあとに夕陽を撮りに海まで急いで走っていました。パイアのボールドウィンビーチまで、確か期限切れの Fuji Verlvia 100のフィルムを入れた LC-A 120 を持って行ったんです。

Credits: martinluke

LC-A 120のおかげで、ハワイからはたくさんの素敵な思い出を持ちかえることができました。ですが、写真が思い出を正確に記録している必要はありません。それはその本質や、隠された美しさを写し出すものだから。写真を見返す時に私たちは思い出の中へと誘われ、単に記憶のなかの情報を呼び覚ますのではなく、新しい気持ちを呼び起こさせてくれるのです。それが私がアナログを好む理由です。

完璧とは程遠いけど、パーフェクトな驚きと新しい発見を与えてくれます。フィルムにはデジタルに表現できない美しさがあり、それは思い出の多さや写真の枚数ではなく、その思い出がどれだけ「自分らしい」ものかに左右されるのです。自分らしさは美しいものの中にあるとは限らず、私たちの深い部分に訴えかけてくる何かなのです。私の思い出を、この記事を読んで下さったみなさんも同じように楽しんでもらえれば嬉しいです。そして写真から人生の美しさを垣間見ていただければと思います!


あなたも"アナログ世界紀行"に投稿してみませんか?興味を持った方は eunice.abique@lomography.com まで、件名を "Around the World in Analogue" にしてご連絡ください(コミュニケーションは英語のみとなります)。あなたの忘れられない旅の思い出をロモグラフィーで共有しましょう!※投稿をご希望の方は こちらのガイドライン(英文) もご確認ください。

2017-01-23 #places

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The PhoblographerEditor's Choice Award Winner"LC-A 120はフィルムでも、デジタルでもストリート写真を撮るための最優秀カメラだ。他のカメラはLC-A 120を越せない。"

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