Nour Triplet V 2.0/64 Bokeh Controlの試写レビュー by 大森和幸

2017年にポートレイト専門メディア「PASHA STYLE」をスタートさせ、現在では編集長としてフォトグラファーとして幅広く活躍する大森和幸さん。プライベートでも15年間写真作品を撮り続けるベテランフォトグラファーに今回、Nour Triplet V 2.0/64 Bokeh Controlを試写して頂きました。簡単な感想と写真をシェアして頂きましたのでぜひご覧ください。

ご自身の撮影スタイルはどんなものですか?
ファッションポートレートです。

このレンズの一番よかったところは?
ピントが浅い感じに仕上がるところやボケ感ですね。

ご自身にとっていいポートレート写真とは?
世界観の広がりを感じるポートレートです。

どんなテーマとシチュエーションで撮影をされましたか?
リラックスファッションをテーマに、自然の多い公園で安らぎを表現しました。

このレンズに合う撮影シーンは何だと思いますか?
ファンタジーなシーンだと思います。

ボケコントロールはどのように活用しましたか?
夢現感を表現できたらと使ってみました。

このレンズが他のレンズと違うのはどこだと思いますか?
ボケの深さや表現性だと思いので、ソフトな写りを活かしてリラックスする表情と組み合わせてみました。

このレンズは、球面収差を利用して独創的なボケ味を作り出しています。美しさは不完全なものから生まれるのでしょうか?
今時のデジタルカメラは綺麗に写りすぎる。フィルター効果やレンズ効果は、その写り過ぎるを曖昧にしてくれる。そういう意味では不完全だからこそ魅力的かと。

ロモグラフィーのアートレンズは他のミラーレスカメラ用のレンズとかなり違いますが、アートレンズの持つデジタルの世界に写真用レンズの歴史的な要素や写りを持ち込むというアイデアについてはどう思いますか?
見せたいところには綺麗なピント、ボカしたいところには深いボケ、が理想なのでとても良いことかと思います。


試写の感想と写真をシェアしていただきありがとうございました!大森さんと InstagramTwitter もぜひチェックしてみてください!


Nour Tripletは キヤノン RFマウント、ニコン Zマウント、ソニー Eマウントのカメラに対応しています。

Nour Triplet V 2.0/64 Bokeh Control Art Lens についての詳しい情報は MotionGallery のページでご覧ください!


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2023-10-20 #gear kota_97 の記事

Nour Triplet V 2.0/64 Bokeh Control Art Lens

歴史的でありながらも隠れた名学者のイブン・アル=ハイサムにインスパイアされた球面収差コントロールを搭載したミラーレスカメラ用のレンズが登場。

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