Edie Sunday: はじめてのDaguerreotype Achromat Art Lens

Edie Sunday の作品の光、色、柔らかい雰囲気に魅了された私たちは、彼女に Daguerreotype Achromat Art lens を送って撮影をお願いしました。こちらでは彼女から届いた素晴らしい写真たちとともに、インスピレーションの源やこれからレンズを使う人へのアドバイスをご紹介いたします！

アナログカメラを使い続けるのはなぜですか？

写真を始めた頃は、デジタルカメラを使ったこともなければ使おうとも思っていなかったんです。デジタルカメラはフィルムのように語りかけてはくれないし、私にとってその二つは全く異なるものでした。写真を撮っていたというよりも、むしろフィルムの魅力に憑りつかれていたんだと思います。アナログカメラでの撮影は無限の可能性を与えてくれます。色んな実験的撮影に挑戦できるし、そのたびに様々な結果に出逢えるからです。フィルムのふんわりとした印象的な写りや雰囲気は、私がどのように世界を捉えているかや、作品のムードを表現するために欠かすことのできないものなんです。私は世界は常に動いてぼんやりとかすみ、感情に溢れているものだと思っていて、フィルムはその性質をうまく写真に表現してくれます。

あなた自身や作品に影響を与えるものは何ですか？

私はいつも過去の時代にインスピレーションを受けてきました。意図的ではなくても、私の作品には暗いターコイズブルーや黄色が頻繁に出てきます。私は幼少時代、アンティークショップに囲まれて育ったんです。音楽でも同じことが言えて、一番好きな音楽はどれも私が生まれる前のものです。エルヴィスの浪漫主義や、昔のカントリー歌手、70年代のディスコミュージックを聴いて育ちました。大きくなって、サブカルチャーに興味を持つようになると、Joy DivisionやThe Smithsのようなバンドと出会いました。彼らの音楽との出会いは私の人生を大きく変えました。

最近では仕事中に1920~30年代のクラシックやフランスの音楽をよく聴いています。みんなそうだと思うけれど、友達や親しい同僚にもインスピレーションをもらいます。彼らのエネルギーや身体について、私との関係やカメラの前に立つことで彼らは自身をどう捉えるのか、どのように感じるのか、どう動くのか、そんなことを考えながら撮影しています。そして最後に、一番重要なのは周囲の風景です。山でも海でも砂漠でも、それぞれの景色によって作品は大きく影響されます。

Daguerreotype Achromat Art Lens での撮影はいかがでしたか？

まず、Daguerreotype Achromat Art Lensは私の撮影方法を変えました。種類豊富な絞りプレートやスペシャルプレートを使って撮影したのですが、フィルムの現像を待たなくてもビューファインダーで挿入したプレートの効果を確認できるところがとても気に入りました。このレンズは私のポートレートの撮影にも影響を与えました。今までは50mm/24mmのレンズで撮影していたのですが、Daguerreotype Achromat Art Lensではもっと近づいて、より被写体の個性に迫る写真を撮れたように感じます。現像されたフィルムをみて、ほかのレンズとの違いを改めて実感しました。すべてが輝いていて、いい意味でぼんやりとした仕上がりになりました。その出来上がりをみてレンズが生み出す雰囲気を理解し、撮影の際の構成やライトニングをより正確にできるようになりました。Daguerreotype Achromat Art Lensではなにもかもソフトでドリーミーに写るんです。

このレンズで撮影する際のアドバイスはありますか？

レンズの特性を掴むために、まずはフィルムを1本か2本使ってテスト撮影をしてみてください。今回の撮影では紹介しきれなかったくらい、このレンズでは様々なタイプの美しい写真を撮ることができるんです。大きい絞り値のプレートも使って、たくさん実験してみてください。ここで紹介する写真はすべてが美しく、ぼんやりと幻想的で輝いて、どれもとても気に入っています。あとは、普段とは違ったライトニングを試してみることをオススメします。このレンズの光に対する反応は今までのものとは違って、普通のレンズではうまくいかないような方法でも予測できない素敵な写真になるんです。

いかがでしたか？このユニークな Daguerreotype Achromat Art Lens はロモグラフィーの オンラインストア で販売中です！

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画像はすべてEdie Sundayの許可を得て掲載しています。

2016-11-13 #gear #ニュース #people #places #lens # #artlens # # #daguerreo Katherine Phipps の記事