【スタッフレビュー】『紅葉』を撮る with Petzval 58 & Daguerreotype Achromat
5 Share Tweetいつもと一味違う紅葉撮影をしてみましょう!日が落ちる時間も早くなり、紅葉の見頃が気になってきましたね。この記事では、2本のLomography Art Lens で撮影した紅葉写真を紹介します。
①ぐるぐるボケとシャープな写りが魅力 Petzval 58
②渦巻くソフトフォーカス、Daguerreotype Achromat
Lomography Art Lens で切り取る、うずまく紅葉の世界へようこそ。
ソフトに撮る
Lomography Art Lensは、一節の枝や葉を狙うのにちょうどいい。まずは、Petzval 58でぼかして撮ってみる。
Daguerreotype Achromatにレンズを交換してみる。ピント面がソフトだから、ふんわり優しい雰囲気で撮れる。もみじの葉先は、ぼかしても意外と刺々しい。けれど Dagurreotype の写りは、そんな角を丸め込むように写してくれる。
あざやかに撮る
Petzval 58 も Dagurreotype も、色乗りがあっさり。紅葉のあざやかさを際立たせたいときは、デジタルカメラでホワイトバランスやフィルターを駆使して暖色系をプラスしてみるのも一手。
枝に気をつけて撮る
画面に太い枝が入るときは、気をつけよう。赤黄の葉っぱの中で、黒っぽい枝はどうしても目立ってしまう。
逆光・半逆光で撮る
太陽と正面~斜め45°で向き合ってみる。紅葉の描写に透明感が出て、こってりとした色合いにアクセントを加えてくれる。
個性的に撮る
落ち葉を背景に、ぐるぐるボケを堪能してみる。経験則だが落ち葉とPetzvalシリーズ のぐるぐるボケは相性がよく、ボケの個性を引き出してくれる。
Petzval 58ではぐるぐるボケの度合いを7段階で調整することができる。ボケレベル1は、通常のレンズより少し渦巻いているくらい。一転ボケレベル7では、まるで落ち葉が円を描くように、ぼけていることがわかる。
絞りプレートを使うのもおもしろい。Lomography Art Lensシリーズでは、ハート型や星型などのプレートを差し込むことで、簡単に絞りの形を変えられるようになっている。
赤くぼけた部分が、ざわざわとしている。これが、絞りプレートの効果。木漏れ日やイルミネーションなどを、絞りプレートの形と同じようにできる。グルグルぼけも、絞りプレートも活かし方次第。今までに見たことないような紅葉の写真が撮れるかもしれない。
紅葉撮影にいつもと違ったひと味を
絞りプレート、ぐるぐると渦巻くぼけ、ソフトな描写... どこか飛び抜けた特徴を持つLomography Art Lensシリーズ 。中でも Petzval 58 とDaguerreotype Achromatは、あっさりとした色乗りも特徴だ。ホワイトバランスや現像、フィルムで好みにあわせて紅葉の美しさを引き立てやすく、意外にもたくさんの場面で使える。秋色に映える Petzval 58 と Dagurreotype で、紅葉撮影に出かけよう。
Article Written by Kenny
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2019-11-20 erina の記事
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