【総集編】Kino Films シリーズコレクション
1 Share Tweet気がつけば季節はすっかり秋。モノクロフィルムを使って、ぼんやりした雰囲気や、メランコリーな気分を映し出すのにぴったりなお天気です。ということで、今回はモノクロフィルムの Kinoフィルムシリーズのご紹介。それぞれどんな特徴があるのか、この総集編がお役に立ちますように。
パーフェクトなポートレイトに:Potsdam Kinoフィルム
ドイツ映画のような優雅な雰囲気を表現する Potsdam Kino(ポツダムキノ)フィルム は、そのラティチュードの広さと豊かなグレーの階調から、完璧な白黒ポートレイトを生み出します。やわらかなコントラストは肌のトーンをグレースケールで見事に表現してくれることでしょう。このフィルムを最大限に活かすには、様々な色やテクスチャーを撮影し、強みであるラティチュードの広さを存分に引き出すといいでしょう。
「 B&W 100 Potsdam Kino Film:撮影と現像に関するアドバイス 」を参考にして、現像で自分の理想形を目指すにもオススメです。
フィルムノワール風に:Berlin Kinoフィルム
1960年代の壮大なモノクロ映画のような雰囲気を出したいのなら、 Berlin Kino(ベルリンキノ)フィルム に勝るものはないでしょう。ISO 400のため、あらゆる照明条件、環境下において、そのラティチュードの広さを発揮します。このバランスのとれた感度は、感情的な瞬間を逃さず、被写体の細部まで捉える事ができ、あなたの人生最高の一枚を撮る手助けをしてくれる事でしょう。アートレンズなどレンズや機材にもこだわる事で、ボケなどから映画のような質感を強調する事ができます。このフィルムは、ISO 800, 1600, 3200と増感する事で、より荒くハードな質感を出すこともできます。Berlin Kinoフィルムなら自分でコントロールすることで表現の幅を広げる事ができます。
現像に興味がある方は 現像チャート をご参照ください。
ファインアートの象徴:Babylon Kino
ファインアートの表現方法として Babylon Kino(バビロンキノ)フィルム ISO 13 はいかがでしょう。ISO 13という非常に低スピード(低感度)なこのフィルムを使うときは、マニュアルのカメラをお勧めします。非常に粒子が細かく、繊細なトーンを表現できるため、細部まで完璧かつ巧みに描写してくれる事でしょう。さらに、現像においてもおもしろい結果を残してくれます。▶︎ Babylon Kino Black and White ISO 13 Film:撮影と現像に関するアドバイス
走馬灯のような幻影を:Fantôme Kino
ありきたりなものでは満足できない夢想家でアナログラバーのみなさまへ、Fantôme Kino(ファントムキノ)フィルム ISO 8 を贈ります。この実験的な撮影にきっと喜んでいただけるはず。やわらかなコントラスト、ざらざらした絶妙な影、インクのようなグレートーンが、写真をドラマチックに見せてくれます。ピンホールカメラを使えば、このフィルムの質感がさらに際立つ事でしょう。詳しくはこちらのガイド をご覧ください。
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