Robert Vinczeが撮る美しいモノクロポートレート With Lady Grey B&W ISO 400


イングランド北西端に位置するカンブリアを中心に活動している Robert Vincze はフィルム写真独自のプロセス全てに楽しみを感じています。彼の撮影するポートレートは至極の逸品です。そんなこともあり、彼に Lady Grey B&W 35mm ISO 400 と期限切れの Color Negative 120 ISO 800 を託し写真を撮っていただきました。

撮影: Lady Grey B&W 35mm ISO 400 / Robert Vincze

こんにちは Robert、自己紹介をお願いします。

こんにちは、今はイングランドのカンブリアで活動するハンガリー出身のRobertです。平日は朝8時から夕方の4時までエンジニアとして仕事をしていますが、僕の情熱は写真と映像制作、特にフィルム写真にあります。ここ8年間ぐらいポートレートを撮影してきました。ポートレートがとても大好きなんです。旅もコーヒー、ピザも大好きですけど笑

撮影: Lady Grey B&W 35mm ISO 400 / Robert Vincze

フィルムを始めたきっかけは何ですか?フィルムの魅力は?

10代の頃の父親の存在が大きかったです。私の父親はいつもカメラを持っていて、彼のフォトマガジンや本が家中にありました。

家の地下に暗室があって、父親がそこで作業している時によく忍び込んでセーフライトの赤い光の下で写真が印画紙に浮かび上がるのを見ていました。そんな私は、フィルムの色味、質感、薬品の匂いとかも含めてフィルムの全てが好きです。もちろん、美しいデザインのカメラやレンズも好きです。

撮影: Lady Grey B&W 35mm ISO 400 / Robert Vincze

Lady Greyの印象はどうでしたか ?

粒状感とコントラストがちょうど良くて、万能なフィルムって感じですね。モノクロフィルムの階調と粒子感がとても気に入っています。デジタルカメラには真似できないフィルムの化学反応が好きです。

カラーネガの800で撮った時にたまたま光漏れがありましたが、フィルム特有の予測不能さにはどう準備していますか?

普段から期限切れフィルムで撮ることが多いので撮影や現像のクセやコツはある程度知っています。正直言って、安いフォトラボでしか写真をダメにされた経験しかなかったので、自分で現像してスキャンする方法を身につけました。期限切れのフィルムでも、保管状態が良ければある程度の期限切れはほぼ問題なく撮影できます。自分はフィルムが持つ不完全さが好きなので、光漏れなんかちっとも気になりません。撮影の準備としては、期限切れのフィルムだけでなく、新しいフィルムも持っていくようにしています。また、中判で撮影する時はゾーンに入って、一枚一枚に集中することができています。

撮影: 期限切れのColor Negative 120 ISO 800 / Robert Vincze

RobertのウェブサイトInstagram のチェックもお忘れなく!
撮影協力モデル→Lucia, Stefania, Cris, & Talia


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2023-05-17 #gear #people

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