中判のLomoChrome Purpleで撮った火星 「Lost on Mars」by @a2mfilm

LomoChrome Purple はAerochromeの写りにインスパイアされたカラーシフトのフィルムで、緑を紫にシフトし、青はエメラルド色に変化します。そのカラーシフトは風景はもちろんのこと、ポートレートにも最適です。

タイ在住のロモグラファーArmの (@a2mfilm) アルバムLost in Mars をご紹介。Pentax 645を使って撮影された中判の美しい、でも遊び心のあってちょっと風変わりなLomoChrome Purpleの世界をご覧ください。

Credits: a2mfilm

Armは3年前に趣味でフィルムを撮り始めました。当初はストリートフォトを多く撮っていましたが、今ではポートレートをメインに撮影しています。 ポートレートもほとんどフィルムで撮影しています。

彼のロモホームにあるLost in Marsのアルバムのように、実験的で新しいことをしてみたい時にLomoChrome Purple を使うそうです。

現像データが返ってきた時、その美しい色に驚き魅了されました。LomoChrome Purpleのカラーシフトのおかげでまるで他の惑星にいるかのような写真になりました。
Credits: a2mfilm

Armによると2015の映画 オデッセイ にインスパイアされ、生命の痕跡と生存の手段を探すために、ある地域を発見し探検する孤独な住民の旅を描く様子をフィルムで表現しているとのこと。

たくさんの方に写真を見ていただいてうれしいです。このアルバムは火星で迷子になった宇宙飛行士の女の子の話です。彼女は火星を旅するうちに川を見つけ、花に水をやる。彼女の友達は花だけ。そして花は体中に咲き乱れる。
> この花と宇宙ヘルメットというコンセプトは、映画『火星の人』の主人公が火星でジャガイモを植えるシーンも参考にしています。
Credits: a2mfilm

映画にインスパイアされたコンセプトをLomoChrome Purpleで表現するために宇宙服とヘルメットの衣装も選びました。

バンコクから3時間車を走らせて着いたのがラチャブリーにあるグランドキャニオン。タイの雰囲気とは程遠い情景で、今回の撮影にはぴったりのロケーションでした。

Credits: a2mfilm
撮影したのはラチャブリーにあるグランドキャニオンです。写真から分かるようにこの場所は広範囲にわたって岩山になっていて、火星のような砂があります。他にも2人のフォトグラファーとモデルさんと一緒に写真を撮りました。
宇宙服とヘルメットを着ていたモデルさんには暑すぎる天気でしたね。太陽が照っていて、いい撮影スポットを見つけるために歩き回りました。みんなで協力しあってできた写真です。

Armさん、素敵な写真をありがとう!ロモホームインスタグラム のフォローもお忘れなく!


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2023-11-14 #文化 #people #places sylvann の記事

Lomography Lomochrome Purple XR 100-400 (120)

Aerochromeを彷彿とさせる赤、紫、ピンクが強調されたユニークな発色が楽しめるロモグラフィーオリジナル120mmフィルム

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