一匹狼必見!セルフタイマーを使ったLC-A+による自分撮りの方法
2 8 Share Tweet一人で撮影に行ったときに「あ~、ここで人間入れて撮りたいな~」と思ったことはありませんか?そんな一匹狼な貴方のために、「LC-A+でセルフタイマー」を使ったセルフポートレートを撮る方法をご紹介します。自分撮り以外にもカップルでツーショット、撮影会などで全員で集合写真を撮りたい場合などにも使えますよ。
上の写真では、三脚にLC-A+をセットし、「セルフタイマー」を使って自分をモデルにして写真を撮っています。
ん?LC-A+にセルフタイマーなんてあったっけ?
ないです(*´∀`)
これは他のカメラ用品メーカー製の外付けのセルフタイマーを使用して撮ったものです。
LC-A+等のロモグラフィー製のカメラにはタイマー機能は備わっていません。外付け用のセルフタイマーもロモグラフィーからは販売されていません。でも、時にはタイマーを使って撮ってみたいと思うこともありますよね。(例:自分一人しかいないけど自分を入れて撮りたい。恋人と二人で一緒に写りたい。撮影に行った仲間全員で集合写真を撮りたい、など)
さらに私のような多重露光大好き人間にとっては、人間のシルエットを生かした幻想的で不思議な多重写真を撮ってみたいと思うことはしばしばです。同行した誰かがいればシャッターを押してもらうこともできますが、単独撮影だったらそれもできません。
ということで、今回はセルフタイマーを使ったLC-A+でのタイマー撮影の方法を紹介します。
必要なもの
- カメラ(シャッターボタンにレリーズ穴のあるLC-A+を念頭に説明します)
- 三脚(必須)
- セルフタイマー(ハクバ、ハンザ、エツミ等のカメラ用品メーカーから販売しているもの、またはその中古品)
上の写真にはいくつかのアナログカメラ用の外付けセルフタイマーが写っています。いろいろなメーカーのものがありますが、そのいずれもLC-A+のレリーズ穴の規格に一致します(たぶん)。そして、多少の機構のちがいはあれど、基本的にはいずれもゼンマイ式の駆動になっていて電池等の不要なシンプルな作りのものです。LC-A+にもぴったりとフィットします(下の写真参照)。
セルフタイマーを使った撮影の方法
①三脚にLC-A+をセットして構図を決めます。自分(写真に写る人)の立ち位置を決めます。
②セルフタイマーのゼンマイを回してタイマーを起動します。(操作方法はそれぞれのセルフタイマーの使用方法をご確認ください)
自分を撮る場合は、決めておいた立ち位置まで急いで走りますε=┌( ・д・)┘
③シャッターが下りる音がしたら撮影完了。
応用編 ~多重露光〜
このセルフタイマーを使ってぜひ試してほしいのはやはり多重露光です。
個人的には、①普通の多重露光、と②ゴーストショットがおすすめです。
①普通の多重露光
セルフタイマーで自分(人)を入れて撮った写真と、まったく別の写真を重ねて撮る多重露光です。
※重ねるアイデアやテクニックはこれまでにいろいろ紹介してきましたので省略します。
②ゴーストショット(GS)
セルフタイマーで自分を撮ったのち、人間だけいなくなった同じ構図でもう一回撮りゴーストショットにします。
※ゴーストショット(GS)についてはこちらの記事「人物が透ける!ゴーストショット(GS)の撮り方」をご参照ください
以上、セルフタイマーを使った撮り方のTipsでした。
これらのセルフタイマーですが、デジタルカメラ全盛の現代にあってはなかなか新品で売っているものを見かける機会は少ないと思いますが、ネットショップやネットオークション等では比較的容易に手が入りますので、皆さんも興味があったらぜひ購入してみてください。
一匹狼な人も、カップルやみんなでワイワイ撮りたい人もぜひぜひ試してみてください♪
最後に、セルフタイマーを使って撮ったギャラリーをご覧ください。
Author: hodachrome / 山本穂高
岐阜県出身のカメラマン。2007年にトイカメラの代表格であるLomo LC-Aと出逢い、その魅力の虜となる。世界のロモグラファー・フォトグラファー達と研鑽を重ねながら、国内外を問わず写真展への参加、写真集・グッズ販売、写真講座・ワークショップ等、幅広く活動する日々を送る。
2015-08-13 #gear #チュートリアル #tripod #lc-a #multiple-exposure #tipster #doubles #double-exposure #self-timer #lc-a # # # #hodachrome # hodachrome の記事
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