New Russar+: Markus Hartelのニューヨーク ストリート写真

Markus Hartelはニューヨークで活躍するグラフィックデザイナー。ストリート・フォトグラフィーに情熱を捧げています。彼は今回、ニューヨークのせわしない街角をNew Russar+レンズで切り出しました。 New Russar+での撮影について、そしてニューヨークのストリート・フォトグラファーとしての在り方を伺ったインタビューをお楽しみください。

Name: Markus Hartel
Profession: Graphic Designer
City: Newburgh, NY
Camera: Leica M240, Hexar RF
Website: www.markushartel.com

© Markus Hartel

ロモグラフィーWebマガジンの読者へ自己紹介をお願いします。

私は小さいころから創作意欲あふれる少年でした。祖母は家族写真に自分も写りこみたかったようで、私に自分のカメラをプレゼントしてくれました。後に、私はグラフィックデザイナーを志し、印刷屋で植字工見習いになる選択をしたのですが、全ては来るべきところに一周し、今では活版印刷を楽しんでいます。

どういった経緯でニューヨークのストリート・フォトグラファーになったのでしょうか?この仕事のどういった側面を好んでいますか?

自分で覚えている限り、私はずっと写真を撮り続けてきました。2003年にニューヨークに移り、ストリート・フォトグラフィーに心を奪われたのです。街角の多様性とせわしなさにインスパイアされ、街中の見ず知らずの人たちを写真に納めるようになりました。フォトブログを初め、ここ12年間で私の作品が世界中に公開されています。

© Markus Hartel

街中スナップに完ぺきだと思うコンディションはどういったものでしょう?ニューヨークで写真を撮るならここ、といった特別な場所はありますか?

私は常に太陽が西に傾いているときを好んで撮影しています。日が照っているときにはほとんど撮影したことがありません。そういった時はフィルフラッシュを用います。

New Russar+での撮影について教えてください。何のカメラを使い撮影しましたか?

New Russar+は、ほとんどデジタルのLeica M240を使いました。普段は28mmと35mmのレンズを使っています。広角レンズでの撮影はとても楽しかったですが、広角レンズゆえにチャレンジングなことも経験しました。被写体と無関係のものまでフレームに入ってくるので、普段の撮影よりも寄って撮影をしましたね。

© Markus Hartel

撮影した写真についてお聞かせください。

様々な環境で撮影に挑戦しましたが、数日間の間に「キラーショット」を撮影するのはとても難しいです。ほぼ全ての人物の撮影でフィルフラッシュを用いました。

New Russar+で撮影した、お気に入りの写真と、撮影時のエピソードを教えてください。

私はランダムな瞬間を発見することが好きなんです。たとえば、ソファーの上にTVが乗っている写真。これは最近よく訪れるNewburgh界隈を深夜に歩いていて見つけたもので、こういった素早く消えてしまうものを好みます。車の写真もとてもクールな瞬間を捉えられました。この車も今日の朝撤去されてしまいましたから。

© Markus Hartel

New Russar+ユーザーにアドバイスをお願いします。

必要だと思っている以上に近づいて撮影しましょう。 New Russar+ のような広角レンズはフレーム内に収まる情報量が多いでのですが、私はその気まぐれさも受け入れています。


Markus Hartelの Webサイト で彼の他の作品もぜひご覧ください。

2015-09-28 #people #lomoamigo zonderbar の記事
翻訳 ciscoswank

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