LomoModの楽しみかた:サットンレンズ

LomoMod No.1 を組み立て終わったら、あなたもこのカメラが持つ無限の可能性に挑戦してみよう!LomoModは、レンズにリキッド(液体)を注入して実験的な効果を得られる革新的なサットンレンズを使用しています。トーマス・サットンがスノードームから着想を得て生み出した、レンズと水を組み合わせてつくったパノラマ写真。その偉大なる挑戦へのオマージュは、このサットンレンズのベースとなっています。それだけでなく、私たちは誰でもクリエイティビティに挑戦できるよう、より扱いやすい液体とレンズのコンビネーションを、このレンズで実現させました。

1-2-3 step liquid-filling with the Sutton Lens

1杯のモーニングコーヒーでつくる1枚

1880年代まで時代を遡ると、セピアカラーの写真が主流でした。それは技術的な理由だけではなく、写真を劣化から防いでくれるという役割を持つためでもありました。100年以上経った今、LomoModはそんなブラウントーンのヴィンテージな美しさを持った写真を作り出すことができます。必要なのは、カップに残ったコーヒーやお茶のみ。もちろん暗室での複雑なプロセスは必要ありません。さっそく付属の注射器で液体をレンズに注入し、リキッドショットを体験してみましょう。

Photo by Birgit Buchart (USA) using the LomoMod No.1 camera + Sutton Lens

身近なリキッド(液体)で広がるバリエーション

当時、実験的な写真を作りだすには失敗はつきものでした。フィルム自体に科学的にアプローチすることもできましたが、現像に失敗する可能性も大いにあります。しかしこのサットンレンズがあれば、手軽に様々な表現を楽しむことが出来ます。
必要なことは、コーラやソーダ、ビールなどの飲み物を水で少し薄め(十分薄めましょう!)、それを注射器を使ってレンズにチューブを通して注ぐだけ。より実験的な結果にチャレンジするのであれば、期限切れフィルムを使ってみても良いかも!

Photos by Yoshiyuki (JP), Shawn (JP) using the LomoMod No.1 camera + Sutton Lens

サットンレンズでフィルムのキャンバスを彩ろう

もしあなたのキッチンに余った食紅があるなら、使わない手はありません。色の濃さや液体の種類、あなたはまるで画家のように絵具を使い分け、写真を撮ることが出来ます。塩水を使ったらどんな写真が撮れるのか...科学者としての実験にも挑戦してみましょう。組み合わせはあなた次第です。

Photos by Daniel Schaefer (USA), Shawn (JP), Yoshiyuki (JP) and Phyllis Chan (HK) using the LomoMod No.1 camera + Sutton's Liquid Filled Lens

Explore the endless possibilities and experimentation with the LomoMod No.1 and Sutton's Liquid Filled Lens!

2019-10-28 cielsan の記事

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LomoMod No.1は自分で作る中判フィルムカメラです。液体レンズで撮る写真の可能性は無限大。段ボール製なのでカスタマイズ性も抜群です。

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