フィルムとは?(フィルムの選び方)

フィルムとは、カメラを通した光の情報を記録する感光材料です。露光されることで表面に塗られた感光体である乳剤が反応し、現像処理を行うことでその画像情報が定着されて記録媒体となります。つまり、フィルムを光に当てると、その分だけ画像が現れるということ。光を当てすぎると、画像が真っ白に飛んでしまいますし、当てないと真黒なままです。それを調整してくれるのがカメラ、という訳です。

フィルムを理解し、あなたのカメラや作品にあったものを選ぶには3つのステップが必要です。

ステップ1: カメラに合った形のフィルム
ロモグラフィーカメラで使用するフィルムには大きく分けて3種類あります。35mmフィルムと120フィルム、インスタントフィルムです。

35mmフィルムって何?
120フィルムって何?
インスタントフィルムって何?

ステップ2: フィルムの色合いや特長の種類
ステップ1の3種類は、フィルムの形。その中でも、35㎜フィルムと120フィルムには、それぞれに、記録するフィルムの「種類」があり、その種類はネガフィルム、ポジフィルム、白黒フィルムにおおきく分かれます。括弧内は同じ仲間のフィルムです。

ネガフィルムって何?- ( レッドスケールフィルム)
ポジフィルムって何?- ( スライドフィルム / リバーサルフィルム )
白黒フィルムって何?- (インフラレッドフィルム)

カメラを持ったら、まずはそのカメラで使用することができる形をご確認下さい。フィルムの種類はどれでも使うことができます。

ステップ3: 光の状況に合わせた感度
フィルムの種類まで選んだら、次のステップです。
それぞれのフィルムの種類にはさらにそれぞれ、「感度」という数字で表された数値で、そのフィルムの能力を表しています。光の状況やカメラの設定、撮りたい写真の雰囲気に合わせて感度をお選びください。

感度( ISO) って何?

それぞれのフィルムの種類によって、色々な感度のフィルムが販売されています。

>>> フィルムについてなんとなく分かってきたけど、結局私のカメラに合うフィルムは何なの?!と思ってしまった方はこちらをご覧ください。

Diana+/ Diana F+シリーズにぴったりのフィルムは?

written on 2011-02-03 in #film