Neptune Convertible Art Lens Systemの第一印象:Gui Martinez
Share Tweet東京を拠点に活躍するアーティスト Gui Martinezは情熱的なフィルムフォトグラファーで中判フォーマットの愛好者でもあります。今日は彼が週末の休暇中に Neptune Convertible Art Lens System で撮影した美しい写真たちを紹介します!
Neptune Convertible Art Lens Systemを初めて見て、手にした時の感想はいかがでしたか?
まず、私は35mmの一眼カメラを使って撮影をあまり行わないため、最初は慣れませんでした。普段は中判フォーマットのカメラを使っているのでそれだけでも新鮮で、とても興味深い体験でした。それに、使っていて本当におもしろいレンズで、フォーカスも凄くスムーズに合わせる事ができました。
写真についてや撮影中の面白いお話があればお聞かせください。
下の写真はお気に入りです。東京から伊豆諸島への旅に出かけた帰りに、思いがけずこの息を呑むような景色に出逢って撮影した一枚なんです。
Neptune Lensを使うときに気を付けるべき点はありますか?
ほかの 35mm レンズに比べると、シャープさよりも柔らかさが印象的なレンズなので、よりシャープな写りを好む場合には普段よりも大きい絞り値に設定することをオススメします。
今回撮影した写真にタイトルをつけるとしたら?
'Weekend Away'
Guiさんの写真をみていると、「百聞は一見に如かず」 という諺を思い出します。空気感、撮影場所、天候(曇りのようですね?)、モデルの感情、それら全てに「メランコリック」な印象を感じます。これは撮影のときから意識していたものでしょうか、それとも意図せず生まれたものなのでしょうか?
写真を撮影するときはいつもシネマトグラフィックな強い雰囲気を描くように努力しています。「百聞は一見に如かず」と表現していただいたように、それはストーリーテリングのようなものです。おっしゃる通りのムーディーな悪天候や淡く深みのある背景、それに私と作品をよく理解し、この雰囲気を最大限に生かす方法を知っているモデルの存在が、「メランコリック」な雰囲気を生む手助けをしてくれました。
フィルムで撮影するときに一番大切にしている行動/感情/決めごとはなんでしょうか?
私の作品はすべてフィルムなので、単純に撮影するときのことについて回答しますね。
撮影前に決まってやっていることは特にありません。ただ撮影するだけです。いつも自分自身にとって面白いライフスタイルを作り、素晴らしい人々や物事に囲まれることで、常にインスピレーションを受け続けるようにしています。
あなたの写真スタイルに影響を与えた人生の転機を3つ教えてください。
私のスタイルは前述のように、周りにいる人々や物事、自分自身で作り出したライフスタイルに常に影響を受けていると思います。それは人生の転機のような瞬間的なことではなく、徐々にゆっくりと変化してきたものです。
フォトグラフィックな瞬間を捉えるために大切なことはなんだと思いますか?
被写体に対してユニークもしくは特有の観点を持つことだと思います。光や色が写真においてどのように機能するかを理解して自分の表現したい雰囲気を正確に描くことで、より明確にそのような観点を定めることができます。
今後のご予定は?
今年の後半にはニューヨークに出かける予定です。できれば、そこで展示会や個展をできればと考えています。最近では東京のブティックデザイン会社と大規模なコラボ作品を制作して、8月に1~2週間ほど上映と展示を行う予定です。今年は別の個展も開催予定ですが、まだ詳細は秘密です。
ありがとうございました!
Gui Martinezの作品や今後のプロジェクトは Instagram や ホームページ からもチェックしてみてください!
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