Molly KateのLomoChrome Color ’92レビュー
Share Tweetイギリス在住のフィルム愛好家のMolly Kate が新しく発売されたLomoChrome Color ’92 をカメラに入れて、ウェールズの首都であるカーディフの街を写真に収めました。
初めましてMolly、今回の撮影のコンセプトを教えてください。
できるだけ多くの人を写真に入れたかったのでカーディフ(ロンドンから250kmほどの都市)の中心に行ってストリート写真を撮りました。ストリートで写真を撮る時は面白い光、色、シーンを探してそこに街ゆく人を入れて写真を撮っています。
ストリートで撮ると色んなシーンを試せる利点があります。光、影、建造物、人、などなどたくさんの被写体を写真に収めることができます。
このフィルムの写りや発色はいかがでしたか?
全体的に寒色系で彩度が低い中に、深みのある赤を感じます。ただ現実に忠実な発色だしラティチュードも悪くないですね。
新しいカラーフィルムが発売されることはどう思いますか?
すばらしい! フィルムの種類は多ければ多い方がいい。選べる幅が広がります。
このフィルムにぴったりな撮影シーンは?
色んなシーンでもきれいに写ると思いますが、コントラストが強いシーンやフラッシュありで撮った時の写りが好きです。日向でも日陰でも建築物との相性が抜群で、晴れた日の都会の景色なんかにはもってこいのフィルムですね。この記事の一番最初の煙に包まれた男性の写真です。コントラストがとにかく好きです。
今回はどのカメラで撮影をしましたか?
EOS Kiss Liteに50mm F1.8を付けて使いました。
フィルムの将来に求めるものは?
まずはこれからもフィルムが存続し続けること。カラーフィルムの種類も増えてほしいですね。今はフィルムの供給が不安定で大手メーカーに依存している部分もあります。その中で小さなメーカーも新しいフィルムを開発したりしているのでそれもずっと続いてほしいです。
フィルムの現像に使う薬品は正直言って自然にいいものではありません。なのでより環境に優しいプロセスが開発されるのを願っています。フィルムを楽しみつつ環境に負荷をかけない方法ができるといいですね。
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