Lomogon Art Lensの第一印象:Julia Grandperret Motin

独学で写真を学んだというフォトグラファーの Julia Grandperret Motin は、17歳の時にアナログ写真の世界へ足を踏み入れたそう。新しいレンズ Lomogon 2.5/32 Art Lens で彼女が撮影したショットをご紹介。

── こんにちは、Julia!写真を始めたきっかけについて教えてください。

ボンジュール!私は17歳のときにアナログ写真と出会い、独学で撮影を続けてフォトグラファーになりました。大学では法律を学びましたが、卒業後は写真だけに専念すると決めたんです。

── あなたの作品のスタイルについて教えてください。

自分のスタイルについて定義はできませんが、私の作品は人間をコンセプトにしています。アナログで撮り続けていることが自分のスタイルというわけではありませんが、不確かな写りやアクシデントが生まれる余地があり、私にとっては必要なプロセスなんです。多重露光でのポートレートシリーズにも挑戦していますが、これもたくさんのアクシデントが起きやすいプロセスですね。

── Lomogonを初めて見たときの感想を教えてください。

初めて見た瞬間からこのレンズが好きです。真鍮ゴールドのデザインがとても気に入りました!いざ使ってみると、ダイヤル操作に慣れるまで少し時間が必要でした。こんなユニークな絞りは今までに見たことないですから。しばらくして慣れてきたら、素早く簡単に操作できるようになりました。これでついに、本能のおもむくままに写真が撮れますね。

── あなたの撮影スタイルにLomogonは合いましたか?

Lomogonのワイドな画角は、背景のディティールを多く含んだポートレートやストリート撮影にぴったりでした。開放値 f/2.5にして、光の少ないシーンでも撮影できる点は嬉しいですね。

── Lomogonを使うときに気をつけたほうがいいことはありますか?

ダイヤル式絞りに驚かずに、色々試して遊んでみると多様な写りが楽しめます。ざらざら感を生かしてみたり、ぼやけさせてみたり...。

── 今回撮影したお気に入りの写真と、その写真にまつわるエピソードがあれば教えてください。

モデルをしてくれた Margot (左)、Jéromine (右)と一緒にシャトー・ドにある髪を編み込んでくれるヘアサロンへ行きました。そこでは撮影が禁止されていて残念でしたが、その廊下で上の写真が撮れたんです。あとは駅の廊下に冬の朝日が差し込んだ一枚もお気に入りです。


その他の Juliaの作品は彼女の Instagram でご覧いただけます。

2019-02-25 #ニュース #lomogon

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