Sprocket Rocketで撮るときの最適なISO感度
Share Tweet今回Sprocket Rocket に最適なフィルムを見つけるためにColor Negative 35mm ISO 100 、Color Negative 35mm ISO 400 とColor Negative 35mm ISO 800 をカメラに入れて撮影し、比較してみました。
なるべく正確な比較をするために同じシーンで3種類のフィルムを撮影しました。また、シーンを変えて光が違う環境でも比較写真が撮れるようにしました。
カメラの使い方
カメラ本体がとても軽量なので持ち運びがラクなカメラです。いつものカバンに忍ばせていつでもどこでもパノラマ写真を撮ることができます。
1:3の比率でパノラマ写真が撮れて、しかもパーフォレーションまで写せるのがSprocket Rocketの魅力です。ダイナミックで個性的なパノラマが撮れます。
このカメラに一番似合う被写体はやっぱり風景です。30mmの焦点距離は広大な自然をフレームに収めるのにちょうどいいレンズです。快晴の日はレンズの絞りをf/16にして、しっかり構えれば綺麗に撮れます。水平を気にして撮るとよりきれいに撮れます。
撮影結果
3つの中で一番感度が低いので、撮影条件によっては厳しいかなと思っていましたが、Color Negative 35mm ISO 100が意外と写ってくれたのには驚きました。日没シーンで他の2つのフィルムと並べるともちろん露出アンダーですが、ISO感度100のフィルムにしてはよく写っています。
Color Negative 35mm ISO 800は最初からしっかり写ってくれることは確信してました。3つの中で最も感度が高いISO800なので夕暮れ時でもしっかり写ってました。ただ晴れた日の日中だと少し白飛びしちゃいますね。
Color Negative 35mm ISO 400は安定のフィルム、といった感じですね。Sprocket Rocketに限らず機構が似たようなLomoApparatなどのコンパクトカメラで使うフィルムとしては一番安定していると思います。おすすめです。
最後に、Sprocket Rocketで撮影するときは間違ってシャッターをバルブモードにしないように気をつけてください。バルブモードにして撮影してしまうと入れているフィルムの感度に関係なく写真が真っ白になってしまいます。夜の撮影時や故意でバルブモードにする場合以外はシャッターのレバーが「N」の位置にあることを確認して撮影してください。
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