Petzval Music Video:西垣薫撮影『Rainy Sunday - 宮田涼介』
2 2 Share Tweet温かそうな日光が降り注ぐ日本のどこかの地方都市の景色。そこで日常的に見られる優しい瞬間を、クローズアップやPetzvalのボケを使って写し出したミュージックビデオがあります。それは東京で活躍する音楽家、宮田涼介さんの「Rainy Sunday」という曲のビデオ。 映像作家の西垣薫さんが全編Petzvalレンズで撮影しました。
Rainy Sunday – 宮田涼介 / Ryosuke Miyata【OFFICIAL VIDEO】
宮田涼介 さんのやさしい心地よい音楽と、 西垣薫 さんの瑞々しい映像がマッチした、素晴らしいミュージックビデオですね。
西垣さんはなぜこのミュージックビデオの撮影に Petzvalレンズ で挑まれたのでしょうか?
西垣さんから直接メッセージをいただきました。
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優しくて穏やかな空気。
ゆっくりと自由に流れる時間。
宮田涼介さんの「Rainy Sunday」を聞いて、まさしく日曜日の午後のような景色が浮かんだので、それを素直に映像に落とし込みました。
ロケ地は私の故郷、京都・亀岡です。
都会の空気感は入れたくなかったので、年末年始に帰省した際に撮影を行いました。
何気ないワンシーン。風景や人、光や空気。
その一瞬一瞬にはっとしたり、尊く感じたりすることができる映像に仕上がったのはPetzvalレンズのおかげです。
映像のテーマととても相性が良いレンズでした。
独特のボケ味は勿論、光の写り方や空気感に撮っている私自身も惚れぼれしてしまって思わずいろんな場所で撮影しました。
この映像を通して、忙しい日々の中で忘れがちな、休日のひとときにある陽だまりのような心地よい時間を思い出して欲しいです。
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Petzvalのボケ、ソフトフォーカスがかかった画が、宮田さんの音楽と合わさり一つの作品に。
こんな素敵なPetzval作品が、ミュージックビデオとして多くの人の目に入ることをロモグラフィーは大変嬉しく感じています。
西垣さん、宮田さん、有難うございました。
今後も素敵な作品を期待しています!
アーティスト紹介
西垣薫
京都出身の映像作家。女性ならではの繊細な映像を作りあげる。
音楽、ファッション業界でムービーエディターとして活躍中。
宮田涼介
東京を中心に活動する音楽家。環境音楽、ニューエイジ、エレクトロニカ、ポストクラシカル等の幅広いジャンルの楽曲を制作する。
ノスタルジーと幻想を内包するサウンドが特徴。
2015-04-03 #ニュース #people #video #lomoamigo #mv #petzval #kaoru-nishigaki ciscoswank の記事
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