Ian Hobson:Lomo'Instant Wideでライトペインティング!

自称 「熱狂的カメラ信者」で、ライトペインターであるという非凡な男・Ian Hobson。今回、彼はすっかり暗くなった夜中に Lomo'Instant Wide を持ち出して、 Pixelstick や燃えるワイヤーウールを使って魅力的なショットを撮影してくれました!

Photos by Ian Hobson

まずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします。

僕はイギリスのタインサイドを拠点とする熱狂的なカメラ信者で、大学では神経薬理学を専攻してたんだ。まだアナログカメラしかなかった時代に、初めてライトペインティングを始めたのもの僕だよ。

Lomo'Instant Wideの第一印象を教えてください。

普通のLomo'Instantと比べると凄く大きいね。だけどデジタル一眼と比べると軽いから、長時間露光の際の手振れを抑えるための重たい三脚や、LEDのたくさんついたスティックが入ったカバンと一緒に持ち歩くにはちょうど良かったよ。

Photos by Ian Hobson

Lomo'Instant Wideでの撮影はいかがでしたか?

すばらしかったよ。ワイドアングルレンズとビューファインダーのアクセサリーは便利だったよ。長時間露光の撮影では、焦点距離が短いほうが暗い環境でも背景により光を取り入れることができるからね。それに、シャッターリモコン付きレンズキャップのアイディアも最高!ワイドアングルレンズにはキャップとしてはフィットしないけど、どのポケットにしまったかさえ覚えていれば、カメラから離れた場所からでもシャッターを閉じることができたよ。ライトペインティングの場合、これのおかげでライトがオンの状態のままでシャッターを閉じることができて、必要以上に光の軌跡を写してしまう心配がないから重宝するよ。

Photos by Ian Hobson

撮影した写真について説明していただけますか?

1パック目のフィルムでは、LEDライトが描く光の軌道を邪魔する光源の少ない夜のビーチで撮影することにしたよ。それに、引き潮のときには湿った砂がLEDの光をうまく反射してくれるんだ。十分な広さがあるから、Pixelstickを壁などにぶつける心配もないしね。折り畳み式のキャンプチェアがあれば、Pixelstickを濡れた砂に触れさせずに置いておくのに役立つと思うよ。こういう素晴らしい電子機器には、海水はあまり良くないだろうからね。あと、濡れた砂浜に火花が飛んでも燃え続けることはなさそうだし、ビーチは炎のついたワイヤーウールを振り回すのにも安全な場所だと思うよ。

2パック目の10枚ではタインサイドの橋の下で撮影することに決めたんだ。雲が反射する街灯の光を遮断してくれるから。ここでは画像が白くぼやけてしまうのを防いで、大きな暗い影をつくるために、Instax Wideを遠くにある街灯を光源に利用したオーダーメイドのカメラ回転装置に取り付ける実験もしたよ。

Photos by Ian Hobson

Lomo'Instant Wideで撮影する際のコツやアドバイスがあれば教えてください。

多重露光やバルブ(長時間露光)モードに挑戦してみるべきだと思うよ。様々なスケールのライトペインティングを重ね合わせることができるんだ。カメラ回転装置が無い場合でもバルブモードやMX(多重露光)を使えば、三脚にカメラを取り付けて傾けたり動かしたりすることで、街灯やネオンを光源にして光の軌跡を描くこともできるよ。忘れちゃいけない大事なことは、どのインスタントカメラでも同じだけど、現像された写真を保護するものを持っておくこと。暗いと写真をなくしやすいし、CDケースがあれば写真を傷や埃から守ってくれるよ。

2017-01-30 #people

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