ロモグラフィーパートナー: Photolabo Hibi in 京都
1日本をはじめ、世界各国にはフィルム写真を支えるロモグラフィーパートナー がいます。今回は京都にあるPhotolabo Hibi さんをご紹介いたします!
hibi様の自己紹介をお願いします。
2013年から日本の京都でPhotolabo hibiという写真屋を営んでいます。お店のテーマは「日常に実験を」。写真と写真以外のことを組み合わせておもしろい日常を作り出すことを目標にしています。お店にはラボの他にカフェとギャラリーを併設しています。
あなたにとって”アナログ”とは何ですか?
実際に手で触れることのできる物体であったり、実空間の場所で生まれる人とのコミュニケーションや体験など。バーチャルでは替えが効かない物事をアナログと呼んでいます。
あなたにとって、ロモグラフィーとは?
フィルムカメラライフを支えてくれる重要な存在です。
なぜロモグラフィーの製品をお選びいただいていますか?
フィルムカメラライフを自由に楽しもうという姿勢に共感しているからです。その楽しさをお客様に伝えたい、という思いの元で商品を取り扱っています。
お気に入りのロモグラフィー商品とその理由は何ですか?
Color Negative Filmシリーズが気に入っています。ISOのバリエーションや色表現の面でとても使いやすく、自分好みの写真を追求しやすい遊べるフィルムという点が好きな理由です。(お客様にもファンが多いフィルムです。)
今、お店や個人で何かクリエイティブなプロジェクトをしていますか?もしあれば、その詳細を教えてください。
様々な形の写真展やイベントを継続して企画しています。Photolabo hibiのギャラリースペースでご覧いただくことができます。(Instagramにてイベント情報などを案内しています。)
あなたにとって、アナログ写真の未来はどのようなものですか?今後10年の間に、このことがあなたのお店にどのような影響を与えるでしょうか?
昔と比べてアナログ写真は減少傾向にあるので、残念ながら一括りに明るい未来が待っているとは言えません。ですが、アナログ写真でしか残せないものがこの先10年後に新しいつながりや可能性を生み出してくれると信じています。
新型コロナウイルスでの閉塞的な期間中、お店やラボではどのような困難に直面していましたか?また、そのような困難な状況下でもあなたを支え続けたものは何ですか?
私たちのお店は日本全国からフィルムを受け付けているので、ありがたいことに外出に制限がある中でも営業を続けることができました。一方で、お店という場所に訪れる価値を考え直すきっかけにもなりました。私たちは、お店に来てくれた人達からフィルムを預かり、コーヒーを飲みながらおしゃべりをするという日常の楽しみを手放したくはありません。その魅力について常に考え、これからも続けていけるように試みています。
【ラボについて】
アナログラボを運営していて一番困ることは何ですか?
写真のデジタル化が進むことで、フィルムカメラの扱いに慣れていない人達が増えたという現状があります。フィルムカメラに関する知識を伝えるシーンで苦労することが多いです。
ラボでの一番の思い出は何ですか?
一番の思い出を決めることはできないのですが、毎日おもしろい出会いや印象的な瞬間があります。お店の名前の「hibi=日々=day」に引き寄せられて様々な出会いが生まれていることを嬉しく思っています。
フィルムを現像する際に、お客様から受け取った最も”変わった”ものは何ですか?
約100年前(大正時代)に撮影された白黒ネガフィルムをお預かりしたことがあります。それはお客様のお祖父さんが撮ったネガで、100年前の日本の日常風景が記録されていました。とても美しく、貴重なネガでした。
もし、ラボを経営していなかったら、何をしていたと思いますか?
写真が好きという気持ちは変わらないので、きっとラボ以外の写真に関わる仕事をしていたと思います。
店舗情報
ラボ名: Photolabo Hibi
創業開始: 2013年
住所: 京都府左京区正往寺町462-2 インペリアル岡崎1F西端
現像サービス: 35mmと120のC-41カラーネガフィルム (モノクロフィルムとE-6現像は外注)
スタッフ数: 3人
リンク: ウェブサイト / インスタグラム
他にも日本そして世界各地のロモグラフィーパートナーを紹介していきます!次回をお楽しみに!
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