Diana Instant Square と過ごすお家時間：Jonathan Reinke
Share Tweet芸術活動やフィルムでの撮影が思うようにいかない日々が続きます。しかし、こんな日々こそ新しい方法を試していきましょう。限られた環境で使うカメラとして、なぜ Diana Instant Square を選んだのか、ロモグラファーのJonathan Reinke, a.k.a. nonspecificscientific に聞いてみました。
── はじめに、ロックダウン中の撮影はどうですか？
このパンデミックから、僕も屋内退避勧告の影響を受けたよ。春の家族旅行の計画もダメになった。その時に何本か写真を取ろうと思っていたんだけれどね。最近僕の住む地域は緩和傾向にあって、ちょっと外に出てみたけれど、そんなに撮影するものがなかったな（笑）
── いつも通りに撮影できない日々だと思います。そんな中、どうしてインスタントカメラを選んだのですか？
アナログカメラを使うことは自分の創造力を表現する方法だったのに、外に出られないし、家にこもりすぎてちょっとおかしくなっちゃったんだ。カメラを使えないと憂鬱になる。撮影することは僕にとって最高のご褒美！現像が仕上がるまでの過程もすごくワクワクする、クリスマスプレゼントを開けるみたいな気持ちだよ。インスタントカメラを選んだのは、現像所が閉まっていたから。冷蔵庫にいくつかフィルムが転がっていたし、インスタントカメラのおかげで平常心を保てた。
── 今回のシリーズについて教えてくれますか？
このシリーズは、混沌として偽情報も行き交う世の中で正気でいられるためのセラピー的な手段だった。半分くらいは想像とは違った結果だったよ。ソフトフォーカスでビネットが効いているから、予想外にパラレルワールドみたいな雰囲気が出た。花や娘たち、道に落ちているものとかなんでも撮影するのが好きだし、失敗写真もおもしろいと思う。
── Diana Instant Squareの特徴と気に入っている点はなんですか？
クラウドファンディングをやっていたころから Diana Instant Square には興味があって、今回使うことにした。この奇抜で無限の可能性を秘めている全てが気に入っているよ。 Diana F+ family の写りがそのまま楽しめるし、それ以上に遊べる要素もある。アクセサリーもDiana F+と同じレンズが使えるし、Lomo'Instant Square Glass の カラー/ND/プリズムフィルター まで使えちゃうからすごく楽しい。今回も何枚かフィルターを使ってみたよ。
── 最近気になっているトピックはありますか？
構図が練られたポートレイトや、Facebookで"New Topographics"と呼ばれている人工的な建物や人の手が加わってできた風景（へんぴなところにポツンと立っている電柱とか）の写真に夢中だよ。
── 普通の生活に戻ったら、どのカメラを使って何を撮影したいですか？
これまでみたいに家族や友人を撮影したい。何かしているところを見つけたら、すかさずフィルムをセットして撮っているよ。いつもは Holga 120 か新しく買った Lomo LC-A を使っているから絶対使うだろうな。今は Diana Instant Square がちょうど良い感じ。
── 最近特にインスピレーションを得たものはなんですか？
Instagramとか、もちろんロモグラフィーのコミュニティーを見て、インスピレーションを得ているよ。息抜きのためにフィルムで撮影している人もいるから、みんなもぜひ探して見たらいいと思う。気に入ったものがあったら参考にして、自分なりに撮影してみている。すぐに実践しなくても、頭に入れておいているよ。
── 外出自粛中のロモグラファーへアドバイスはありますか？
家から出られなくとも諦めないで、と言いたい。さあ立ち上がって！ちょっとした散歩でもいい、楽しいことを見つけて写真を撮ろう。芸術は癒しになるし、良い気分転換だと思うよ。家にこもってスマホの画面をスクロールするよりよっぽども良いよ。
── 今後の活動予定はありますか？
近いうちに海岸へ出かけられたらいいな。それか近所へ何か新しいものを探しに出かけたい。それで写真を撮って記録しておくんだ。それからモノクロをもっとたくさん撮ってみたい。
Jonathanの作品は Instagram と LomoHome からご覧いただけます。
自粛期間中、みなさんはどのようにフィルム写真を楽しんでいますか？アイディアがあればぜひコメントで教えてくださいね！
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