ロモグラフィーパートナー: Film Coffee HK in 香港

日本をはじめ、世界各国にはフィルム写真を支えるロモグラフィーパートナー がいます。今回はほ香港にあるFilm Coffee HK さんをご紹介いたします!

コロナによる渡航制限が解除された今、香港旅行のついでにFilm Coffee HKでフィルムを現像してみてはいかがでしょうか?

© Film Coffee HK

読者のみなさまへ自己紹介をお願いします。

Brian、Matthew、HugoとTeaの4人でお店を運営しています。このお店の創設者でもあります。みんなそれぞれメインの仕事を持っていますが、ここで過ごす時間はいつも多いですね。このお店は香港の写真コミュニティーの中では"バー"みたいな存在で、でもスタッフのうち一人は本当にバーテンダーですよ。

Film Coffee HKの創設ストーリーを教えてください。

この4人で何気ない会話をしていた時に、コーヒーと写真の共通点を見つけたんです。どちらも豆やフィルムという材料から、コーヒーマシンやカメラを通して物が出来上がる。その作る工程で人の手が加わり、作り方次第でも結果が変わる。

そんなコーヒーとフィルムを繋げるため、お店では現像を待っている間にコーヒーを飲んでくつろぐことができます。これこそうちのお店の魅力だと思います。

© Film Coffee HK

お気に入りのロモグラフィー商品はありますか?

Petzvalのレンズシリーズが一番好きですね。ボケコントロールのおかげでとてもドリーミーな写真が撮れます。また、ユニークな写りや色味のフィルムを使えばファインダーを覗くのが楽しくなります。

インスピレーションのもとは?

写真に関して言えば、香港に住んでる写真家のVincent Yuですね。彼はフィルムを使って歴史的なイベントや街並みを撮っていて、いつも美しい写真を撮っています。

お店の経営に関しては、これはみんながお互いのインスピレーションになっていますね。なにか新しいアイデアが出た時は、どんなに抽象的なものでもみんなでシェアして話し合う。これができているおかげでいつも新しいことに挑戦できています。

© Film Coffee HK

この仕事の楽しさは?

お店で偶然出会った人たちが話しているのを見るのが好きですね。お客さんと話すのも好きです。お客さんのお話も何かしらのインスピレーションになることもあるし、フィルムで撮ろう、って気持ちにもなります。

逆に、仕事で一番大変なことは?

時代的な流れもあって、とにかくお店を続けることが一番のハードルです。フィルムはどんどん値上がりしてて、ユーザーも減っています。そもそもフィルムを仕入れるのも難しい状況になっています。

今お店で計画中のことやプロジェクトなどはありますか?

いつも考えているのはなるべく多くの人にお店について知ってもらうこと。写真展や音楽ライブ、現像ワークショップなど様々なイベントも行っています。最終的な目標は写真を撮る人どうしの繋がりを作り、コミュニティーを提供することです。もっとたくさんの人にお店に足を運んでもらいたいです。

© Film Coffee HK

店舗情報

店舗名: Film Coffee HK.
住所: Hong Kong, Kwun Tong, Hoi Yuen Rd, 55, Hoi Luen Industrial Centre, Block A, 1305
サービス内容: カメラやフィルムの販売、DPEサービス、ワークショップ

他にも日本そして世界各地のロモグラフィーパートナーを紹介していきます!次回をお楽しみに!


Lomography Japan:Instagram / Twitter / Facebook / ショップページ

2023-09-15 #ロモグラフィーパートナー alexgray の記事

コメントはまだありません

他の記事を読む