Lomo LC-A+の魅力とは?
Share Tweet長年にわたりたくさんの人々に愛されてきたフィルムカメラ Lomo LC-A+ 。このカメラのどこがそんなにいいの?と思う人もいるかもしれません。でも、LC-A+の写す世界を見れば一目で理由がわかるでしょう。この小さなボディには、クリエイティブな可能性がぎっしり詰まっているんです。
クロスプロセス現像との相性は抜群
Lomo LC-A+ の写真といえば、ビビッドでコントラストが強いというイメージを抱く人も多いかもしれません。 そういった写真の多くは LC-A+に スライドフィルム を装填し、クロスプロセス(C-41)現像したものなんです。
スライドフィルムは通常 E-6現像で処理されますが、これを C-41現像(カラーネガ現像)することを クロスプロセス現像 と呼びます。この現像方法にすることによって、突き抜けるように鮮やかで明るい色や強いコントラストが生まれるのです。使用フィルムや撮影環境、ISO設定によって仕上がりが異なるのもクロスプロセスの醍醐味ですね。下の写真のように四隅に美しいビネット(トンネル)効果が生まれるのも特徴です。現像に出すときは「C-41現像でお願いします。」と伝えるのをお忘れなく!
Tip:期限切れのスライドフィルムを使うと、さらにユニークな仕上がりになりますよ!
MXスイッチは魔法の始まり
Lomo LC-A+ の底にある小さな MXスイッチ。シャッターを切ったあとフィルムを次のコマに送らずに MXスイッチをスライドさせると、再度シャッターが押せるようになり同じフレームに像を重ねる 多重露光 が可能になります。MXスイッチを使えば何度でもシャッターを切ることができますが、最初は2回で十分です。
Tip:シルエットと模様のあるもの(花や植物、雲など)を重ねると上手くいくことが多いです。多重露光は写すもの2つのバランスが大事です。
Splitzerを使ってみよう
多重露光を楽しむもう一つの方法は、1つのフレームを分けて露光してみること。 Splitzer やテープを使って露光したい部分以外を隠すだけでOK。詳しい方法は こちらの記事 (英文)に書かれています。
Tip:Splitzer&多重露光をスライドフィルムで撮影して、クロスプロセス現像すればベストショットが生まれるかも。
もっともっとビビッドに
夜間や室内での撮影なら、フラッシュを使ってみましょう。ロモグラフィーの Ringflash や Fritz the Blitz 2.0 、 Diana F+ Flash にはフラッシュ用のカラフルなフィルターが含まれています。フィルターをつければ、夜でも色とりどりの写真が撮影できますよ!
Tip:カラーフィルター&多重露光なら、部屋の中でも退屈しないはず。
Lomo LC-A+ のお求めはオンラインショップまたは 直営店Lomography+ まで!
2018-02-02 #gear
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